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「日記」年の瀬の昨日を綴る

それは一昨日のこと(昨日ってタイトル付けて、いきなりの一昨日かい 笑)今年最後の歯医者さんへ行った。

もちろん小心者の私はドキドキしながら空元気を振り絞って明るく振る舞う。このドキドキを歯医者さん始め歯科助手さん、スタッフの皆さんに感づかれてはいけない。いや、もうとっくに私のビビリは知れ渡ってるけど、今年最後くらい有終の美を飾りたい。細やかな抵抗を目論んでいた(つくづく健気なヤツだ、私って)
あのマグロがまな板に乗るような椅子に座る瞬間を乗り越え、赤ちゃんのよだれかけのようなエプロン?(語彙力)を付けられスタンバイ。

どこからでもかかってらっしゃい!
今日の私は今までの私とは違う。
肝を据えて此処に挑んでるんだから(泣)


と、ところが拍子抜けするほど、あっさりと来年の歯の治療の説明とクリーニングだけで終わってしまった。あら?私の緊張感は何だったの?肩まで凝るほど力入れてたんですけど?
まぁ、無事に済んだからいいか(笑)
そして来年早々に入れる奥歯(被せる?)の同意書をもらって、
「良いお年をお迎えくださいね」
なんて世辞の一つも余裕でかまして、その場を立ち去った。

かっこいい!(自画自賛)
やれば出来る、私だって!

見事な有終の美を飾ったはず……だった。
でも、これで終らないのがsanngoさん(泣)

緊張がほぐれたので、帰りにトイレに寄りたくなった。これは皆さん「あるある」だと思う。
言い忘れたが、私が通っている歯医者は某ショッピングモール内にある。明るい気持ちになるようにとあえて其処を選んで通っているんだけど、年末は混む、とにかく人で混み合う。
何処から湧いて来たんだ?
と言うような激混みだった。
その中を縫うように
(この人、お◯っこしたいんだわ)
なんて誰にも思わせないような素振りでトイレに急いだ(誰も見てはいない)

ジャー(いい?念の為に言っておくけど、これはトイレを流した音ですからね)

無事に事を済み終え、手を洗った。
普通の事である。
「失くさないようにね」
と言われた「同意書」を携えて……
その時、私の目にアレが飛び込んで来た。

「あっ、これ!解禁になったんだ」

私はコロナ禍で長い間、使用禁止になっていた手を乾燥させる機械(何て言うの?アレ?)が、使えるようになったのをキャッホイと喜んだ。

ジュワ〜〜、ブルブル〜
ジュワ〜〜、ブルブル〜

両手を入れて何度も上下させては喜ぶ充分に大人の女(小さな事に喜びを見い出せる、良き事である)ちょっと心がはしゃいだりなんかしてる。歯医者さんが終わったからだ。

んで、忘れた。

「失くさないようにね」
と子供に諭すように注意された「同意書」の存在が、頭の中からスッカラカンに抜け落ちていた。
それに気付いたのは昨日の朝だった。
(これもどうかと思う)

「ないっ!ないっ!ないーーーー!!」

朝からバックをひっくり返し(そもそもA4用紙は入らない)車の中を探しジタバタ……そりゃあ、もう大騒ぎさ(泣)

「!」

で、気付いた。トイレだ!あの解放感(自然現象の方ではない、念の為)からの忘却だったと言うことを…
悲しみに暮れた末に決心して電話を掛けた。ショッピングモールのサービスセンターへ

にこやかにハッキリとお姉さんから答えが返ってきた。

「あ、〇〇様ですね、一階のおトイレから届いています」

トイレの3文字は要らないでしょ?(泣)
まぁ、無事で良かったけど……

そして、おまけにパソコンのマウスが壊れたと思ってパソコンショップに行ったらマウスじゃなくてパソコン本体の方だった(泣)
私のパソコンは、年末入院をなさる事になった。ここでイタイ入院費4万円の出費(泣)

あれこれイタイ年の瀬である。
皆様方におかれましては、トイレの乾燥機ではしゃがないことをお薦めする。
うーん、これが私の失敗最後となりますように!願って止まない。


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