7月から始まった乃木坂46真夏の全国ツアーは遂に神宮の3日間を終え、大阪公演の2日目は台風の影響で中止になったものの、無事完走。

さて、最終日の大千秋楽に行ってまいりました。（実は初日にも会場にはいました）神宮に来るのは、昨年の6th Birthday live以来。前日には雨マークもついていた神宮周辺。この日で最後となる桜井玲香の門出を祝うかのように天気は何とかもってくれた。

ということで、ツアーの振り返りをしていければなと思います。（毎回、着地点が決まってません笑）

セットリスト

M00 OVERTURE
M01 ガールズルール C白石
M02 太陽ノック C飛鳥
M03 夏のFree & Easy 
M04 裸足でSummer C飛鳥
MC
VTR
M05 三番目の風 C大園
M06 4番目の光 C遠藤
M07 トキトキメキメキ C岩本
M08 キスの手裏剣 C遠藤
M09 自由の彼方 C堀未
M10 他の星から C齋藤
M11 白米様 C生田
M12 自分じゃない感じ C桜井
M13 インフルエンサー C白石 飛鳥
M14 命は美しい C飛鳥
M15 何度目の青空か? C生田
M16 シンクロニシティ C白石
M17 滑走路 C寺田
M18 日常 C北野
M19 あの日 僕は咄嗟に嘘をついた　C生田
M20 ここにいる理由　C寺田
M21 不等号　C齋藤
M22 僕のこと、知ってる?
M23 そんなバカな･･･
M24 ハウス
MC
齋藤飛鳥ドラムセッション
M25 世界で一番 孤独なLover
M26 スカイダイビング
M27 おいでシャンプー
M28 ジコチューで行こう!
M29 Sing Out！
EN01 時々 思い出してください
EN02 夜明けまで強がらなくてもいい
EN03 ロマンティックいか焼き
EN04 僕だけの光
MC
EN05 乃木坂の詩
WEN 会いたかったかもしれない

神宮仕様への変化

神宮の3日間、かなり大きな変化を加えてきました。セットリストの流れをある程度まとまったブロックで色付けし各地方ごとの変化をまとめたのがこちらの画像。

そもそも地方公演では名古屋公演から「僕のこと、知ってる？」の曲順がユニット後から前に変わりました。名古屋公演ではユニットで各メンバーがフィーチャーされた流れと同様のVTRが流れていましたが、福岡公演からは1，2，3期合同による至極のアンダー楽曲3連発の後に披露されました。1期から順に歌い、最終的には4期を招き入れるそんな演出があったので、曲順的にはこちらの方が、流れはいいなと感じました。

ある程度まとまったブロックで色付けしてみましたが、神宮では
①地方でやっていた冒頭3曲を中盤に
②ダンストラック→制服のマネキンに代わって盛り上げ曲2曲を採用
の2点

画像以外の変化といえば、
③セット中央にあった円形モニターが半円に代わり、その影響で地球のオブジェが登場しなかった
④三番目の風のセンターが地方替わり
以上、４つが大きな変化がありました。

この3つの変化、おそらく野外の影響が強かったのかなと思います。今までは屋内ドームでの実施であるので野外へと変わり、組めるセットの装置の高さ上限とかが変わっていたんじゃないかなと思います。神宮のバックスクリーンもそこまで高くないので。あくまでも想像ですが。

①の変化は完全に日が落ち、暗くなってからやりたかったんだろうなと思いました。（この日の日の入りは18時10分）特効や照明は暗くないと映えないと感じていたので、曲順を変えてでもやる価値はあったと思います。その代わり、大阪公演から復帰となった白石麻衣の女神、降臨のテロップが出るヲタクが大盛り上がりする演出がありました。初っ端ガールズルールで騒げの煽りと共に神宮公演がよりお祭り感を演出していました。
まだまだまいやんには頼らざる負えません…

正直②に関しては変わってよかったと思いました。実際に見ていても超高速の早着替えがあったもののイマイチ反応的には微妙でした。もしかしたらダンストラックで使用していた鏡を使ったセットが使えなかった可能性もなくはないです。ただ、変えた楽曲が僕のこと、知ってる？の後で凄く感傷的になっていた後だったので、いきなりテンションが上がらず、若干重かった感じもしました。地方ではMCを挟んで一回リフレッシュできたので。
あの曲の後は君の名は希望とかきっかけで畳みかけても良かったかも
僕のこと、知ってる？の前のVTR中に照明がメインステージからサブステージまで順に照らし出されてその照らされた道を1期から、歩いていく演出はすごく好きでした。

3年間誰も離脱しなかった強い絆がある3期生

④三番目の風では地方ごとにセンターが代わっていました。
名古屋公演：山下美月
福岡公演：与田祐希
大阪公演：梅澤美波
神宮公演：大園桃子
神宮でのサプライズの一つでもあったのが大園桃子の復帰でした。初日の登場にはひと際大きな歓声が上がりました。（音漏れで帰ってきたんだなとすぐにわかりました）

ライブで久しぶりに3期生服を着て三番目の風を踊ることが出来て幸せでした。
でもやっぱり桃子がいないとダメなんだ～。
12人じゃないと成り立たないんだ～。
だから神宮で桃子が参加してくれて本当に嬉しかったです。
3期生全員で揃って何かをするということが、
もうほとんどなくなってしまった今だけど、
三番目の風を踊ることによってまた絆が生まれるんです。
何回でも再生ってできるんですね。　
ーーー岩本蓮加　いつか来る お別れを育てて歩く　より

それでね、神宮でももこがかえってきて、
三番目の風を披露したんですけど、
やっぱり12人いての3期生だと改めて思ったし、こうやってみんなでオリジナルで披露させていただけるのがどれだけありがたいことか、どれだけ凄いことか、とても実感しました。
3期生楽曲、ありがたいことに沢山いただいてますがやっぱり1番最初にいただいたこの曲には思い入れが深くて、とっても大事な曲です。
ーーー中村麗乃　君とここにいる奇跡。117　より

12人揃って披露できた
神宮での『三番目の風』
嬉しかったです。そして有難かったです。
この曲を披露させていただけることだけでも
本当に貴重で有難いことですし、
『12人で』
夏の最後に踊ることができてよかった。
この夏、
この曲がみんなにとってどれだけ
大切なものなのか、
確かめ合えた気がしました。
ーーー久保史緒里　真っ暗な未来をこじ開けろ　より

印象的なコメントをしていた3名のブログを拝借させていただきました。3年経って誰も卒業していない3期生。1、2期と比べてみるとこのことってなかなかすごいことなんじゃないかなって思います。大園桃子がいない中、センターが変わり替わりやるのもそれはそれでなかなかレアではありましたが、地方でやった11人の三番目の風が大園桃子の復帰を引き寄せ、12人が揃ったパフォーマンスが改めて4年目を迎える3期生にとって大きな意味となったんじゃないんでしょうか。休業自体、あまりしてほしくはないですが、偶然がこういう大きなストーリーが生まれると思うと、見ていて興味深いです。
欲を言うと久保史緒里のセンターも見てみたかったです(笑)
それよりも、桃子おかえり！やっぱり真ん中が似合う！

おわりに

今回はツアー全体の変化が中心でした。毎公演少しずつ変わっていくのにはお客さんの反応や諸々の修正があったからこそ。その時その時に見たライブで印象が変わるのもツアーの良さだと思います。
お読みいただきありがとうございました！