モチベーションが切れてしまった時

実をいうと今、勉強のやる気が出ない。

家庭の事情で職場復帰できずやむなく退職してから一か月。
次の仕事を探さなきゃ…家庭や勉強との両立を取るべきか、将来に繋げられることを最優先にするかなどでモヤモヤし、また、今学ぼうとしてることって本当に必要なことなのか?とか。

1月中ずっと体調不良(多分仕事を辞めたことで生じた不安やストレス)であったことから自分の思い描いてた勉強スケジュールから大きく外れてしまい、これではいい成績は取れない、やるだけ無駄だという気持ちになっている。子どもの夜泣き、日中の甘えが増したことも私の気持ちをマイナスにさせる。

でもこうして書いていると、約10年前の大学受験時を思い出す。
あの時も私は病んでいた。機能不全家族の中で育ち、自分に価値などない、早く〇のう。どうせ〇ぬのに大学なんて行く必要ない。など。
進学校にいたのに鬱な気持ちで周りとはどんどん差が開いて余計につらくなる。
それでもなんとかプラス思考になれるときに勉強してとりあえず資格を…と栄養士の取れる短大に行った。(自分にお金をかける価値がないと思ったこと、はやく自分で稼ぎたいと思ったこともあり短大を選んだ)
短大は新しい価値感に触れることができ、「国公立、早慶に行けなければ負け組」みたいな固定概念が外れ、生きてていいんだなと思えたし、栄養の勉強が楽しかったので行ったことに悔いはない。とてもいい友達もできた。
でも求人で「四大卒以上」の文字を見て、「あんなに遊んでばっかりだった人たちの方が社会に求められているのか。四大に行っておけばよかった」と、そして「大学内ではしっかり勉強したが、入る前の段階では四大の人の方が頑張ったんだ」という現実を見て、また自分なんてと卑屈になった。

今はもう、年も取って他の経験を積んだので学歴のことであーだこーだというつもりはない。
だけど、今、ここで頑張ればあの時の気持ちを昇華できるのではないか。あの人生に挫折してしまった自分を成仏させることができるのではないか。

通信大学に入学しようと思い、このコースを選んだ理由は「新しく資格を取り、旦那の仕事に振り回されないよう自分でも安定した収入を得られるようになりたいから」というのが一番で、資格取得を目指す・大卒になることで転職市場を広げるなどキャリアの向上が目的だった。
そこに「その資格を取ったって私は自由になれないのではないか」という囁きが聞こえている状態である。
が、たとえ本当にその資格や勉強内容がキャリアアップに繋がらなかったとしても。
上記のように、学習を辞めずに成し遂げられたとしたら「自分は頑張れない人間ではなかった」と思うことができるのではないか。
それだけでも割と生きやすくなるのではないか。ここで踏ん張るには、そのような価値があるのではないか。

そう思い、またテキストを読むのを再開しようと決めた。(科目習得試験、全然対策出来ていませんが、もう少し頑張ります。)

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