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コーラ戦争から学ぶマーケティング。すごいしか言えない

あなたは
「コーラ戦争」をご存知ですか?

マーケティングで、
ポジショニング戦略において
非常に有名な事例を
お伝えします。

それが
80年代にアメリカで起きた
ペプシとコカ・コーラの宣伝合戦

通称「コーラ戦争」

当時アメリカのコーラ市場は
コカ・コーラが
シェアNo.1でした。

そこで長年2番手だった
ペプシがとった戦略が
ポジショニング戦略だったのです。

このコーラ戦争は
一体どんなものだったのか
両者の戦略を詳しくご紹介します。

コカ・コーラは
歴史のある会社なので
古くからのファンがたくさんいました。

そこでペプシは
若い年齢層をターゲットに絞り
宣伝し始めます。

一つ目の施策として
「ペプシチャレンジ」
という企画を行いました。

街頭でペプシコーラと
コカ・コーラを
会社名を隠して
飲み比べてもらうという企画。

結果はペプシの勝利。

ペプシはこのチャレンジを
そのままCMに起用し
「コカ・コーラよりおいしい!」
として宣伝。

これにより、
「優位性」を獲得しました。

そして次にCMの第二弾として
当時若者に人気だった
マイケル・ジャクソンをCMに起用。
若者向けという
「独自性」を打ち出します。

これに対抗した、コカ・コーラは
新しいコーラ「ニュー・コーク」を
発表しますが

従来のコークファンから
「こんなのコカ・コーラじゃない!」
という声があがり、反対デモが
行われるほどの
大失敗に終わりました。

ペプシは新しさや
若さを売りにしましたが
コカ・コーラの「優位性」は
「伝統」であり
「独自性」は「ブランド力」だったのです。

その結果
ペプシはコーラ業界1位の座を
獲得しました。

コカ・コーラは
自社の強みを
全く活かせない宣伝を行い
ペプシの強みの土俵で
戦ってしまった事で
首位を譲ってしまいました。

しかし、
話はこれだけではありません。

コカ・コーラ社は
この失敗から学び
自社の強みを
再認識し反撃に出ます。

コカ・コーラ社は元の味に戻し
名前を「クラシック」として販売。
見事に再び首位を取り返します。

いかがでしたでしょうか?

ペプシのように
ポジショニング戦略を
上手に利用できれば
競合に負けない
ポジションを確立でき

一方で、首位を奪われても
自社のポジショニングを
強固にすることで
返り咲くことができます。

あなたが業界1番手なら1番の
2番手以降なら2番手以降の
戦い方があります。

とはいえ
「どんな戦い方が正解なのか...」
とあなたも感じていませんか?

もし、他を寄せ付けない
あなた独自の強みが明確になり
集客数・売上を
伸ばす秘訣があるとしたら...

その答えは、5つです。

それらの5つの答えは次の通りです。

  1. ブランドイメージの明確化: あなたの商品やサービスが何であり、何でないかを顧客に明確に伝えることが必要です。それは顧客があなたのブランドを他の競合とどのように区別するかを決定します。

  2. ターゲット市場の理解: 顧客が何を求めているのかを理解することは重要です。その情報を使用して、製品を改善し、マーケティング戦略を練ることができます。

  3. ユニークな価値提案: あなたが提供できるものを他の競合品とは何が違うのか、それがどうして重要なのかを示すことが大切です。

  4. 常に評価と改善: あなたのポジショニング戦略は、市場の変化、競争の変化、そして顧客のニーズの変化に応じて常に評価と改善を続ける必要があります。

  5. 強固な顧客関係の構築: 長期的な成功を確保するためには、顧客との信頼関係を築くことが必要です。これは、高品質な製品やサービスを提供し、優れた顧客サービスを提供することで達成できます。

これら5つの要素があなたのブランドの独自性を明確にし、集客と売上を伸ばすための戦略的な方向性を提供します。どのポジションにあっても、自分の強みと市場のニーズを理解し、その知識を戦略的に活用することが最も重要です。

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