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10分で読める#TikTok勉強会 写真いっぱいレポート(7月30日@ピースオブケイク本社)

こんにちは。
株式会社パンダビジョンの佐野と申します。
弊社は6月に創業しました。漫画コンテンツを動画共有アプリ「TikTok」にアップしております。「TikTokまんが」と呼んでおりまして、才能ある若手漫画家の活躍の場になればと思っておりますが、思うように再生数やいいねが伸びず、現在作戦を練っているところです。
なので、このTikTok勉強会は期待大でしたが、内容は想像以上でした!

0.TikTok勉強会に行ってみた。

昨日、「note」を運営するピースオブケイク社と、TikTokを運営するBytedance社による「TikTok勉強会」に参加してきました!

過去にもBytedance社によるTikTokイベントには複数回参加しましたが、lなんと今回は「写真撮影可」「SNSアップ可」「noteへの投稿可」でした!ありがとうございます!!

ということで、たくさん撮ってきた写真を公開します!(角度が悪く見えづらくてすいません。テキストで補足します)。

あと、聞き間違えやメモ間違えがあるかもしれませんが、なるべく記憶を頼りにまとめます。

TikTokの他のSNSにはない強みとは、下記の3点になるそうです。

・だれでもクリエイター
・テクノロジーの独自性
・短尺動画の独自性

1.TikTokの独自性&豊富なコンテンツ

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TikTokの特徴は多様性。外カメラ、編集した動画のアップロードが現在のトレンド。

2018年には、流行語や若者の間でのトレンドランキングで数多くランクインしたTikTok。当時はダンス動画が主流で、いわゆる「陽キャ」のアプリと考えられていました。ユーザーも10代、20代のスマホネイティブ世代に人気でした。

しかし、2019年にはより幅広いジャンルの動画が投稿され、幅広い世代に使用されています。最新のデータでは、MAU950万に到達したとのことです。

ジャンルとしては、「ペット」「教室」「旅行」「スポーツ」「料理」などがトレンドだそうです。

2.だれでもクリエイター

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無数にある楽曲やスタンプ機能、特殊効果などかんたんにクリエイティブな動画を投稿することが可能。

スライドの文字補足します。
左から「楽曲」「老け顔チャレンジ」「東京カレンダー」「MVモード」「Vlog」

3.テクノロジーの独自性

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投稿した動画はその動画を潜在的に好むユーザーのおすすめに流れる。

TikTokの「おすすめ」に表示される動画について、よく質問を受けるとのことですが、完全にAI(機械)に任せているとのことです。

過去にいいねやコメント、シェアした動画、視聴時間が長かった動画の内容をもとにAIによってレコメンドされた動画がおすすめに乗るということでした。お笑い、芸能といった「コンテンツカテゴリ」、年齢、職種などの「ユーザー属性」、そしてエリアや視聴する時間帯などの「環境特徴」の要素が影響するということです。

わかったような、わからないような感じですが、よくハッシュタグで「#運営さん大好き」とかよくありますが、意味ないということですね…。

4.バズる仕組み

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人気の高い動画ほど多くの人に見られる仕組み。国内を超え海外のユーザーへ届く。

最初は100の視聴数しかなくても、いいねの数やコメント、視聴時間の長さなどを通して、AIが良質なコンテンツとして認識すると、より幅広い趣味趣向を持つユーザーに届く仕組みになっているようです。

あと、Bytedance社の方からのアドバイスですが、

ハッシュタグは付けすぎない。
→4つぐらいまで

動画をすぐにアップしないときは、「非公開」ではなく「下書き」にする。
→AIが非公開だとネガティブな?読み取りをしてしまうらしいです。

同じ動画のリメイク版はあまり意味がない。
→伸びなかった動画を音源変えて出したくなるときもありますが、AIが類似動画と認識するため、あまり意味はないそうです。

週末は視聴が多いのでアップは週末がおすすめ

5.TikTokの強み

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動画と静止画の違い
音や動きが加わることによって、人間の感覚と近くなるので、他角度でより親近感を与えることができる。動画は嘘をつきにくい。

YouTubeとTikTok
制作コストの違い、エンゲージメントの違い。
→TikTokのほうが、安く簡単に作れる。エンゲージメントも高い。
(同じサッカーの動画で比較してみた結果)

6.外部環境の変化と動画産業の未来

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5Gによる通信コストの低下+若者のテレビ離れ+スマホ縦型動画の普及
              ↓ ↓
動画市場は拡大していく。
特にスマホ向け縦型動画の需要が急拡大していく。
静止画では物足りなくなる。

7.TikTokで活躍する様々なアカウント

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TikTokで出来ること⇒新しい層への認知を広げること。
①タレントプロモーション→「人物・団体」の認知度UP
②楽曲プロモーション→「「楽曲」の認知度UP
③その他プロモーション→映画、番組、イベント、スポーツ、飲食店の【集客に繋げる。
④マネタイズ

スライドの文字補足。
「アーティスト」「YouTuber」「タレント」「地方自治体」「オリンピック」「文化団体」「映画アカウント」

8.タレントプロモーション

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TikTokはフォロワーを伸ばしやすい。他プラットフォームに誘導可能。
人気TikToker「hinata」さんの紹介。子役時代は無名だったが、TikTokをはじめてフォロワーが急増し、テレビに出演できるようになった。

TVドラマアカウントでも、YouTubeやTwitterとうまく連動することで、各アカウントが伸びている。

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美容師やグラビアアイドルなどTikTokをうまく活用することで、人気者になっている例が増えている。

9.楽曲プロモーション

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TikTokで遊べる/使える音源は爆発的に使用され、認知されていく。
例)め組のひと、USA(DA PUMP)、きゃりーぱみゅぱみゅ など

10.その他

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「旅館・ホテル」「映画」「スポーツ団体」「飲食」
などでも活用事例がある。

11.マネタイズ案件

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現在のマネタイズの方法はこの5つ
「ハッシュタグチャレンジ」「オーディション型」「インストリーム広告」「各アカウントより広告実施可」

将来的には投げ銭的な仕組みもできるとか。

12.コンテンツトレンド

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①PGC型コンテンツ(専門性/有益性)
「楽しむ」⇒「見て学ぶ」大人向けコンテンツ

例えば、「資産運用」「カメラ」「DIY」「珈琲」「キャンプ」などのジャンルが人気。

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②Vlog型コンテンツ
日常や旅行の様子をVlogとしてシェアする。

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Vlog専用の楽曲リストやスタンプ/ステッカーを使用すれば、簡単に高クオリティーの動画を投稿できる。

13.まとめ

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音楽著作権について
・JASRACとの包括契約
その他レーベルとの個別契約も継続

アプリの安全性
・AIスクリーニング後、手動で2回のチェック。60名以上の管理チーム。

課金について
・ユーザー課金は一切なし。

認証
・芸能人や外部団体、TikTokで優れた功績を残したアカウントに対して付与。
・企業用の広告メニューとしても販売。

広告案件実施
・各アカウントから広告実施する場合は、必ず実施1週間前までに広告案件申請フォームより申し込みが必要です。
・申請なしの実施の場合はアカウント凍結の可能性があり。

参加しての感想

今回、TikTok勉強会に参加しましたが、本当に「勉強会」という感じでした。限られた人数(限定40名)の参加ということもあり、皆さん質問も多く、熱量が高かったと思います。当初はワークショップ形式の時間も予定されていましたが、変更となり登壇されたBytedance社の社員さんの密度の高いお話しを聞くことができました。

次回はぜひワークショップ形式のようなイベントも期待しています。

最後にイベントでも語られていたのですが、大事なのは目先の結果に左右されず、発信し続けることが大事ということです。

とても良い経験となりました。ありがとうございました!!

最後に「TikTokまんが」のご紹介&皆様へのお願い

あゆくま☆  「愛してるゲーム」

東町青従  「青春」

ひあさゆいみ  「ねこうら」

現在、この3人の作家さんの作品をアップしています。ぜひ、他の作品も見ていただき、ご感想をいただけますと幸いです。

現在、「TikTokまんが」に参加いただける、漫画家さん、編集者さん、出版社さん、漫画家関係者さん、クライアントになってサポートいただける企業様、を募集しています。

弊社HPの問い合わせフォームにご連絡いただけますと幸いです!

本日の作業BGM EVISBEATS - 夢の続き feat. 田我流

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こんにちは、株式会社パンダビジョンの佐野と申します!サポートをご検討いただき本当にありがとうございます😭