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迷わず行けよ!行けば分かるさ!!追悼:アントニオ猪木さん

ヒーローの訃報

本日、2022年10月1日に「燃える闘魂」ことアントニオ猪木さんの訃報が届きました。

僕がまだ小学生の頃、新日本プロレスで活躍するアントニオ猪木さんの試合をいつも楽しみにしていました。卍固め、コブラツイストなど、猪木さんを真似て友達とプロレスごっこをして楽しんでいた記憶があります。

アントニオ猪木さんは、その頃、政治家に転身したり、プロレスは八百長だとかそういった声も耳にしました。でも、僕は猪木さんの弟子にあたる闘魂三銃士の活躍を中学生や高校生になっても楽しみにしていました。

長い間、プロレス界のカリスマとしてアントニオ猪木さんは君臨していました。
猪木さんも40代から50代と年齢を重ね衰えを感じずにはいられませんでした。次第に周りの友達で猪木さんのことを話題にする人も減りました。

猪木ブーム再び

僕が20歳を超えたあたりで、猪木さんが再び注目されるようになりました。それはリングの中にとどまらず、若手芸人にビンタで闘魂注入したり、「1、2、3、ダー!」で盛り上げたりといったテレビタレントのような役割からでした。

プロレスファンにとっては、複雑な感情を持っていた人もいたかもしれません。

そして、猪木さんにも「引退」が近づいてきました。素人目にも衰えていた猪木さんは引退を発表。50代半ばになりながら、弟子にあたる蝶野選手や武藤選手などと同じリングで戦ってきたことがすごいと思いました。

就活の失敗と猪木さんの「道」

大学3年生になり、僕も他の大学生と同じく就職活動を始めました。当時は、「超就職氷河期」とも呼ばれた時代でした。なんとかなるだろうと甘くみていた僕は、面接で連戦連敗を続けました。

自分の存在価値を否定されるような思いでした。

そんな時に、引退試合を行った猪木さん。僕はテレビを通じて久しぶりにアントニオ猪木さんの試合をみました。全盛期に比べて衰えた体。それでも、見せ場を作った猪木さんがいました。

猪木さんの「道」、そして最後の「ダーー!!」

引退試合で猪木さんが読み上げた「道」。

この道を行けばどうなるものか。
危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。
迷わず行けよ。
行けば分かるさ。

僕は就職活動でうまくいかなくても、夢を諦めたくありませんでした。
煮詰まったり、悩んだりした時、猪木さんの「道」の動画を何度も何度も見返しました。猪木さんの詩集も読みました。
40年近くプロレスを続け、賛否両論受けながらも戦い続けた男の言葉がとても心に刺さったのです。

誰の心の中にも「燃える闘魂」がある

サラリーマン生活をドロップアウトし、起業したのが3年ちょっと前。僕は猪木さんの死と生き様を通じて、改めて挑戦することの素晴らしさ、戦い続ける男のかっこよさについて考えています。

元気があればなんでもできる!

どんなに道は険しくとも、笑いながら歩こうぜ!

1、2、3、ダーーー!!

というわけで、僕も闘魂を燃やして頑張りますのでよろしくお願いします!僕たちにはどうしても挑戦を避けてはならない時が来ると信じております。

僕は株式会社パンダビジョンという会社で世界に向けてチャレンジをしています。
よかったらHPを覗いてみてください。


こんにちは、株式会社パンダビジョンの佐野と申します!サポートをご検討いただき本当にありがとうございます😭