【コロナ対策・中小事業者向け】資金繰り対策・事業継続へ向けて

先日ご紹介しましたが、日弁連にて、新型コロナウイルスの影響を受けている中小事業者の皆様向けのYouTube動画「『コロナ倒産』を回避する!危機対応の資金繰り対策」が公開されています。

今回、私もまずは、

第1回 企画説明(講師:宮原一東弁護士)
https://www.youtube.com/watch?v=imr4WpiDKSc

を視聴しました。

動画の中では、資金繰り対策をあきらめずに行えば、破産などを選択せずに事業継続可能である、ということが述べられていました。

そして今回の動画では、事業継続のための総論的なポイントとして、以下の4つが挙げられていました。

1 資金繰りの維持

・赤字、負債が増える=事業継続ができない、破産せざるを得ない、ということではない。

・資金繰りを維持できれば事業継続可能であるので、資金繰りの維持が重要である。

2 経営者は諦めない・リーダーシップを維持する

・従業員や金融機関などの関係者を説得するに当たっては、経営者の事業継続への執念が重要であるので諦めてはならない。

・経営者が明確な方針を示し、実行していくリーダーシップが重要である。

3 資金繰り維持のためのスキームの活用

・資金繰り維持のためには、お金の入りを増やして、出を減らすことが肝要。

・そのために、国などが様々な施策を行っているので活用する。

4 弁護士など専門家の助力

・これ以上借りられない、それなのに資金が詰まっている:特例リスケジュールなどの方法がある。

・経営者が会社の債務を保証している:経営者保証ガイドラインを利用しての解決が考えられる。

→早く弁護士などの専門家に相談をしてくれれば、破産などを選択せずに事業継続が可能である。


動画の内容を私なりにごく簡単にまとめました。詳細は、YouTube動画をご覧ください。

以上の情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

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