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【R郷干潟】楽しい干潟

2023年8月12日(土) 晴れ 35/26度 4:50-8:30

ここの所大気が不安定なせいか、突然ドヒャーと雨が降ってくることがあるので、怪しい空を見ると警戒して出不精になってしまう。
昨日も鳥見に行こうと思えば行けたのに、空を見て行くのをやめた。
今朝も空には雲がたくさん。
だけど、ネットで調べたら干潟の干潮が8:00頃だったので行くことに。

釣り堀には、2羽のアオサギがいた。
1羽は私を警戒して、少し離れたところまで飛んでいってしまった。
もう1羽は池を見つめたままだった。

干潟付近には、幾つか川に近づけるポイントがある。
その一番上流側の所に入っていくと、鳥がパッと飛び立った。
飛ばしてしまった茶色い後ろ姿。ヨシゴイだろうか?

朝焼けの雲をバックに飛んでいく鳥

ポンプ所近くの干潟には、コチドリとイソシギ がいた。
リュックを下ろしてクッションに座り、一脚をカメラにセットして観察をはじめた。

水路の端に、アオアシシギがいた。
ちょっとだけ反ったくちばしに、四角い頭。小走りな所も面白い。

首を伸ばすアオアシシギ
小走りのアオアシシギ

アオアシシギの周りにコチドリがいるなと思ったけど、よく見たら、胸元がオレンジ色だった。メダイチドリだ。アイリング がはっきりしていないせいか顔はモズ みたいに見える。動きがアオアシシギと対照的にゆっくりだった。

遠くの方にメダイチドリ

メダイチドリがミミズのようなものを泥の中から引っ張り出して食べていた。2度目に引っ張り出したのは、長くて大物だった。そこへアオアシシギが走ってきて、奪おうとして失敗していたのが面白くて笑ってしまった。

どちらも1羽だけで行動していたけど、仲間はいないのだろうか?

D師橋下へ移動。
カニはわんさかいるけど、チドリの姿は見当たらず。
何羽かのウミネコがカワウと共に、泥の上で休んでいる。

てくてく歩き回るウミネコ
走る走るコサギ

サギたちは魚を探していた。
1羽のウミネコだけが、ウロウロと歩き回っている。チドリとは違いのんびりてくてくと歩くのが特徴。カラスもそんな感じか。
足元では、チゴガニがダンスを踊っている。

穴から出てきたチゴガニ

R郷干潟ポンプ所付近へ戻る。
土手の上からでもコチドリがいるのが見えた。
あんなに小さいのに見えるわけがない。小さな点がつつつつ、と動いて立ち止まる行動で脳がいると判断したんだろう。
いつも左側へ降りるのだが、人がいたので右側へ降りた。
光の具合が悪いけど、うまく撮れなかったら帰ろう。

コチドリ
コチドリ

水路を挟んで左側の干潟にいたコチドリが、私のいる方へ飛んできた。
なんてラッキーなんだ。
幼鳥だ。4羽くらいで行動しているのかな。
親鳥もいたのかもしれないけど、何となく若々しさを感じる。
羽の縁が淡い色で、全体的に鱗のように見える。
この個体は絶対幼鳥だと思ったのもいた。頭部の後ろの羽がポワポワしていてめちゃくちゃかわいい。どんどんこっちに近寄ってくる💦

頭部後ろの白い羽のポアポアが可愛い

ヨシのとぎれたあたりで、鳥の影が動いた。
スズメだろうなと思ったけど、色が明るい茶色だったので気になった。
ガビチョウにしては小さい。(干潟ではガビチョウを見てないし)
オオヨシキリの幼鳥だろうか?

虫をキャッチ!オオヨシキリ幼鳥?

コヨシキリは口の中が黄色で、オオヨシキリは赤というのを覚えているけど、何か虫を口にくわえていたので見ることができなかった。
一度虫を落として、拾いに下の方へ降りていた。

さてグラウンドの方へ移動。
ムクドリが干潟の上を歩いていた。ムクドリ も幼鳥だ。
でもなんか、一羽だけちょっと白っぽいのがいた!笑

全体的に白っぽいムクドリ
近くで撮りたいヨシゴイ

遠くの方にヨシゴイ。いつの間にいたんだろう?

カルガモのそばには、オオバンの幼鳥がいる。ヨシの中から出てきたり、引っ込んだり。途中で親鳥が出てきて、反対側に渡って行ったので、幼鳥も慌てて後をついて行った。幼鳥のくちばしの先が黄色くて、バンみたいだなぁと思っていたら、自分の近くにはバンがいた。

お尻ピントコピントコのバン

もう一度、カルガモの方を見ると、いつの間にかヨシゴイが、さっきとは反対側のヨシの間から屁っ放り腰で出てきた。オオバンの幼鳥の方が堂々としている。😅
人の気配ですぐに飛び立ってしまった。

あれ?今度は、ホシゴイ(ゴイサギ の幼鳥)が出てきた。ホシゴイもしばらくしてカルガモの方へ飛んでいった。
カルガモがいるあたりに集結する鳥たち。そこには何かおいしいものがあるに違いない。

なんて楽しい干潟の鳥見!
最後の方は、(たぶん)ガイドの方と年配の女性がいらっしゃって、色々教えて頂いた。単眼鏡を覗かせて頂けて感謝感激!😍


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