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【T緑地】ダブルレインボー|コチドリ、セッカ、カワセミ

7月2日(土)晴れ 4:00-7:30

自転車で堤防に出ると、若者たちがたむろしていた。
ムワッとした空気、
ライポンの木(コマルハナバチのメスが集まる木)の花の匂い、
グラウンドで餌を探すムクドリ、
飛び交うツバメ、
そんな夏を感じながら、ぐんぐん自転車を漕いだ。

現場に着くと、すぐにカメラの望遠でコチドリを観察。
いたいた。母さん(か父さん)。
今日は柴犬が近くにやってきた時に、巣を離れて警戒したけど、すぐに戻ってきて抱卵を始めた。
釣り人も巣の近くに二人くらいいたけど、恐る様子はなかった。
カラスとそれ以外の動物を見分けられるのか?

子育てをするコチドリを見たくて通い詰めているが、硬貨くらいの大きさの卵から生まれる雛を、この距離から撮影するのは無理か。。。

足元の流木にオスのカワセミがやってきた。
今日は魚がぴょんぴょん跳ねているのが見えるので忙しそうだ。

また来たよ!

アオサギとコサギの漁は素晴らしかった。
アオサギは体を斜めに傾け、水面に顔を水平に右側から回り込み、魚の腹側をガシッと捕まえていた。頭からツルッと飲み込む。
コサギはなんか面白い。羽を広げ、踊るようにあっちこっちしながら、捕まえたはいいけど、尾鰭を咥えてしまい、しばらく、ぶるぶるするピンクっぽい大きな魚(ニジマス?)のせいで頭までぶるぶるしていた。くるっと空中で回転させて頭を喉の方に向けたので思わず「うまい!」と言ってしまった。

0702ネイチャージャーナル

7月3日(日)曇り 4:30-8:00

自転車を押して堤防を上ると、空に虹がかかっていた。
二重虹(ダブルレインボー)だ!!
K市の方角に出ていた。
K市の上空は曇っていて、東からは光が指している。
しばしぼや〜っと見つめる。カメラを出すのは億劫だったので首から下げた携帯でパシャ。

I feel like something good is goona happen. ♫

帰宅してから仕組みについて調べた。
いまいちよく分からない(笑)が、
虹は太陽光線が水滴の中を反射して、光は波長により屈折率が違うので7色に分かれる。
水滴に光が反射するのが一回なのが主虹(明るくはっきり)で二回なのが副虹(薄い)なのだそう。なので主虹は赤〜紫、副虹は紫〜赤と反対こになってる。ホントだ!
見ることができるのは、

時間帯:太陽が傾いている朝と夕方
季節 :太陽高度が低い冬
地域 :緯度の高い北のエリア

解説!虹のメカニズム
ウェザーニュース

とにかくいいことがありそうで、気分良く、堤防を走る。

さて、コチドリ母さん(か父さん)はまだまだ抱卵中。
鮎を釣りに来た男性(ちょっと話した)が通る時に、巣を離れたけど、すぐに戻ってきた。

中洲にカラスが4羽集まってきた。
けれどコチドリの巣に向かう様子はなく、4羽で並んで、対岸に向かってガーガー鳴いている。首を上下に振って。対岸には大きな鯉のような魚が水をバシャバシャと跳ねていた。カラスの足元には魚の死骸が転がっていた。ちょっとつついたけれど食べようとはしていない。

次に大型犬がやってきたのでコチドリは巣を離れた。犬は豪快に水浴びをして帰っていった。しばらくしてコチドリは戻ってきた。←どこから見ているんだろう?空から?

今日は、今までここへ来た中で一番水量が少ない。
雨が降っていないからだ。
水が引いた部分の河床が陸続きになっていた。
いつもセッカが鳴いている方の河原へ降りてみた。

河沿いには、大型犬の朝の集い。人も集まっていた。

ハルシャギクは満開の時期を過ぎて、萎れた花を触ってみると細い種のようなものがパラパラと出てくる。

この時期は、親鳥と幼鳥が一緒に行動する時期なのだ。
カワラヒワがたくさんいた。

草の上にいたカワラヒワ

セッカもいた。
尾羽の先が白っぽいので、それも幼鳥だと思う。
尾羽が白くないのと一緒にススキの間を飛び回っていた。
最初は番いかと思ったけど親子かも。

ビデオには撮れたけど、写真は壊滅的。
ボケてなければ、結構良い位置にいたのに、悔しい。
「一体全体、コンデジのオートで撮ってるのに、どうしたらこんなにボケるのか。」
と帰宅後主人(カメラに触ったことない人)に嘆いたら
「手振れ補正が効かないほど手が震えてるんじゃないの?」
「・・・・😓」                   


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