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アスリート活動を応援し、仕事の基礎を教えてくれたKさん

3月3日〜4月1日にかけて開催している投稿コンテスト「#ビジネスの出会い」のスピンオフ企画として、Sansanメンバーの出会いエピソードを紹介します。

第二弾は、アンプティサッカー日本代表とSansanの研究開発職を両立する金子 慶也さんの「#ビジネスの出会い」を紹介します。

先天性の身体障がいを持って生まれ、小さい頃から義足をつけてサッカーをしていた私は、大学時代にアンプティサッカー(切断者サッカー)と出会い、世界のトップを目指すほどに競技にのめり込みました。

大学ではコンピューターサイエンスを扱う研究をしていました。就職後も研究の経験を生かして成果を出したいと思う一方、アスリートとしての活動も諦めたくありませんでした。

理想は、競技と仕事の両立。
そんなわがままな私を力強く後押ししてくれたのが、就職活動を通して出会い、今は私の上司であるKさんです。

「競技で圧倒的な成果が出た場合、仕事はどうするつもりですか?」
面接でのKさんからの質問は、仕事に対しての覚悟を問われていると思いました。

仕事と競技の両立を求めていた私ですが、アスリートとしてプロになれるのであれば挑戦したい気持ちがあります。しかし入社前の面接で「競技を優先したい」と言うのは気が引けていました。回答に悩みましたが自分に嘘をつきたくなくて
「もしプロになれるチャンスがあるのであれば競技を優先したいです」
と正直な気持ちを伝えました。

「良いですね!応援しますよ」
全く否定せずに肯定してくれたKさんの言葉は今でも忘れません。この会社で働きたいと強く思ったことを覚えています。

その後入社が決まり、Kさんのもとで働く日々が始まりました。
身体障がいがある私を特別扱いすることなく、他のメンバーと同様に時には厳しく、時には熱く指導してくれるKさんのおかげで大きく成長を感じることができています。社会人としての基礎や仕事に取り組む上での心構えをKさんから学びました。

私がアンプティサッカーワールドカップトルコ大会2022のメンバーに選出された時は、すぐに社内調整を行ってくださり、アスリート活動を全力で応援してくれました。
Kさん、バックアップしてくださったメンバーの皆さん本当にありがとうございます。

Kさんは、入社したばかりの社員にも権限を与え、競技面だけでなく仕事面でも挑戦できる環境を整えてくれています。普段細かい干渉はしないのに、いつ相談しても的確なアドバイスをくださるのは、それぞれのプロジェクトをきちんと把握されているからだと思います。

競技と仕事を両立することで相乗効果を感じることがたくさんあります。全力で打ち込めるものが二つあることで仕事にも競技にもメリハリが生まれて、ニュートラルな精神状態で取り組むことができています。アンプティサッカーで培ったコミュニケーション能力や粘り強さは、関係者とコミュニケーションを取りながら課題を抽出し、サービスを改善していく研究開発の仕事に生かすことができていると感じます。

Kさんと出会えたことが、競技と仕事を両立する今の自分につながっています。


「#ビジネスの出会い」noteコンテストを開催中です。
応募は2023年4月1日まで。あなたの心に残っているビジネスの出会いをぜひ教えてください!

あの出会いに感謝の気持ちを。Sansanの特設サイトもぜひご覧ください。


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