2014年は、あの事件によりまだ解禁されていないものも多く、元気の見送りに際してできることはかなり限られていました。
そんな中、ゴール裏がなんとか工夫して作り上げた9のコレオ。
周りではぶつぶつ言ってる人もいたけれど、自分は頑張ってくれてよかったと思いました。
この年、自分は9番のユニフォームを買いました。元気が9番を付けていた期間は短かったけれど、ユニは今でも大事にとってあります。
元気がドイツに行って、サッカー選手としてだけでなく、人間としても随分成長したと聞きます。またいつかレッズのユニフォームを着てプレーしてほしいと願っています。

そして、6月1日は自分にとってとても特別な日です。それは1996年。タイ、バンコク近郊のリゾート地に出かけた時のことです。前日、ワールドカップが日韓共催に決定し、ちょっと落胆していたのですが、翌6月1日素晴らしいことが起きました。

96シーズン開幕前に、当時バッジョが所属していたACミランはアジアツアーを開催しました。日本に行ったかは記憶にないのですが、タイでは代表チームと試合をし、イタリアに戻る前にリゾート地で一休みしていたところ、ホテルの朝食会場が一緒で、写真を撮らせてもらいました。
94年アメリカワールドカップの決勝戦で悲劇のヒーローとなってしまったバッジョですが、当時世界一のファンタジスタであったことは間違いなく、サッカー好きなら誰も知っている選手でした。
この写真は自分の一番の宝物ですね。