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【京都ライター塾アドバンスコース】第2回目レポート:読者を知り、企画を立てる

あるインタビュー記事との出会いから受講することを決めた「京都ライター塾アドバンスコース」。

2回目の講義は「読者を知り、企画を立てる」。そして、前回の課題「推しのおすすめ記事」のフィードバックを講師のえずさんからいただく時間です。

今回も盛りだくさんの学びがあった第2回目の講座内容をレポートします!
(※今回のアイキャッチも小2次女に依頼しましたよ♪)


第1回目のレポート記事はこちら。



前回の復習「エピソードの注意点」


前回の復習をする中で「エピソードを書くこと」について注意点を教えてもらいました。

<型を使って書くの復習>

  • AだからB ⇒ 超納得!

  • AなのにB ⇒ マジで!?(理由は必要)

① エピソードではじめる(こんなことにハマって、こんな状態です!)
② なので、今日はこれを紹介したい!
③ この商品、お客様にこんなよいことが!(2つの型を使う)
④ この商品、こんなふうに使えます(使用シーンを紹介)

<エピソードを書くときの注意点>

もっとも大切なのは「客観的に書くこと」。

相手は自分のことをまったく知らない。
自分が知っていることは、相手は知らない。
自分のことを知らない人が、ついてこれる内容なのか?



響きました。胸をズドンと大砲で打ち抜かれた気分です。

客観的な視点が私には欠けていると、常々感じています。「自分が知っているんだから、みんな知っているはず」という思い込み。もっとさまざまな角度から物事を見て、自分だけの価値観で書かないようにしなければ。

さらに注意点は続きます。

・実際にあったことを書く
・どう行動したか、身体の感覚は?

たとえば「スープが美味しかった」「お出かけして楽しかった」では伝わらない。「美味しいから30回お店に行った」「楽しかったからスキップした」の方が、どれだけ感情が動いたかが伝わる!

・さらっとキレイにまとめるのではなく、もっと生々しく書いてみること。

・上手に表現しようかと考えるより、自分がどうなったか、行動したかを思い出して書く方が楽。

この2つをとにかく訓練することが大事だと思います。
次の講座までに練習!

読者を知ることの難しさ


原稿を書く前に考えておくこと。

  • 読者は誰か?誰に届けたいのか?

  • 媒体の特徴をつかむ!

媒体の特徴をつかむには次のような項目をチェックします。

① 媒体の特徴や雰囲気
② 読み物ページの特徴
③ よく出てくるキーワード
④ どんなタイプの読者が読んでいるか
⑤ 書くときに意識した方がよさそうなこと

私の場合、たとえば「子どもの不眠」などざっくりとしたテーマをもらったとき、どのようにテーマをしぼればよいか、アイデアを出せばよいか悩んでいます。

えずさんによると、クライアントにヒアリングをし、相手が求めているもの、何を書いてほしいのかを知る必要があるとのこと。「アイデアを出す」のではなく「リサーチ」。

なるほど、アイデアを出さなきゃ!と構えるから苦しくなるのかも。自分が書きたいものを書くのではなく、読者を知り、媒体を知り、それに合う原稿を書く。書く作業=相手への思いやり。

えずさんの話を聞くうちに、読者を知るという作業はとても奥深いと感じました。取材やリサーチを通して、疑問に思ったことはどんどん調べる姿勢も大切になるのだろうと思います。

一朝一夕では身につかない力だと思いますが、コツコツと目の前の案件に活かしていきたいです。

自分が書きたい媒体って?


ライターが仕事を獲得するためには、自分が書けそうな媒体を見つけなければなりません。えずさんいわく、自分がくわしいジャンルを決めて勝負するのがよいらしい。

ジャンルはざっくりとしたものだと、競争率が激しくなってしまいます。
たとえば「カフェ」というジャンルはメディアも記事も乱立していて、勝てる見込みは少ないでしょう。焦点をしぼって「純喫茶」にすると、ニッチな媒体があるかも。

えずさんの場合は「京都」のジャンルの中でも、自分が大好きな「お漬物」や「ようかん」など、しぼり込んだジャンルで原稿を書いたそうです。その方が、読者が好きなものも分かるし、自分ならではの企画を立てやすかったと。

このワークの間「自分が書きたい媒体ってなんだろう?」とず~っと頭の中でグルグル回っていました。ジャンルは決まっているけど、具体的に思い浮かばない……。まずは、たくさんの媒体について調べる必要がありそうです。

人生を企画する?


えずさんからは「ぜひ、人生を企画してほしい」という話もありました。普段の暮らしの中で「企画を立てる」?

えずさんがおっしゃっている「ライターになって幸せになる」にも通じるのでしょうか。

正直、まだ消化できておらずイメージがわきませんが、これからの講義の中でヒントをもらえたらと思います。(どんどん質問してみます!)

企画書のゴールとは?


次の講義までの課題は「企画を立てる」こと。

企画を立てるときは、ゴールを意識しなければなりません。

  • 採用されること

  • 読者へのメリットが感じられること

  • どんなページになるか、全員が想像できること

現在受けている案件では、企画書を提出する機会があります。でも「果たしてこれで採用されるのか?」「書き方はあっているの?」など、不安や悩みばかり!毎回逃げ出したくなるんです!

でも、今回の講座を受けて思いました。
企画をもっと楽しむことが大切ですね。クライアントと一緒に媒体を作り上げる感覚、ワクワクするものを共有、企画は楽しいものだと思えるように。

緊張することもたくさんありますが、どうせ一発では通らないんだから気楽に!くらいの気持ちでチャレンジするのがちょうどよいのかもしれません。

課題へのフィードバック


講義の途中で、前回の課題記事「推しをすすめる」のフィードバックがありました。直前までドキドキしました……。
自分も含めた、受講生のみなさんへの添削コメントの一部です。
(丁寧に読んでいただいてありがたい!)

・読者が知らないことは補足する
・当たり前のように書かない
・分かりにくい表現は使わない
・感情が動く場面ではもっと深掘りしてみる
・もっと生々しい書き手ならではのエピソードを加える
・漢字の使い方に気を配る(匂うと臭うなど)
・たくさん書いて削る作業も大事
・口語ではなく文章用の表現で

私の推し記事は、読者がおいてけぼりになっていたり、分かりにくい表現があったり、直すところがたくさん!でも、最後の「私は幸せだ」の締めはとても良いですねとOKをいただきました。うれしい~!

今回の学びを活かして、もう一度修正したいと思います。やっぱり添削してもらうとうれしいし、やる気がアップしますね!!

今月チャレンジしたいこと!


今月の課題は「企画を立てる」こと。自分が書きたい媒体を調べ、企画を考える宿題です。仕事でやっているとはいえ、全然慣れていないので難しい。
今回の学びを活かしてチャレンジしてみます。

そして、先ほども書いたように、今回の講座を受けて自分なりにチャレンジしたいことはコレ!

  • 心が動いたときのことを思い出す。

  • そのときに何があったかをそのまま書く。

  • 身体の状態はどうなったかを書く。

  • 主観ではなく、客観的に誰にでも分かるように書く。

自分に一番足りないスキルだと思うので、この1カ月間でどれだけ書けるようになるか、試してみたいと思います。

ここで確認。私の半年後の目標は……
「自分の想いを素直に発信できる、自信を持って伝えられる人になる」

こんなふうに、毎回のレポート記事を書くだけでも緊張していますが、noteを書く習慣がまったくなかった私にとっては大きな一歩です。月に1記事書くなんて、本当にすごいこと!(自分をどんどんほめるようにした)

少しずつ、なりたい自分に近づいていると信じて。
学びと実践を日々積み上げていきたいと思います。

半年後の自分が楽しみになる、京都ライター塾アドバンスコース。気になる方はぜひ、えずさんのブログやメルマガを読んでみてください。




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