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恋愛はマーケティングに役に立つ⑨(マーケティングミックスの4P:プライス)

こんにちは。

シリーズ9回目です。
こんな感じで進めてます。
①恋の3C分析
②そんな貴方のSTP
③どうやる?恋愛のマーケティング・ミックス4P(←いまここ)

前回はこちら。

今回はマーケティング・ミックス4Pの二番目のP。
Price、つまり価格ですね。

さて、マーケティングにおいて価格とは、どのように考えたらいいのでしょうか。恋愛に移る前に、価格の考え方を見てみましょう。

商品やサービスの値段、つまり価格を決めるために、マーケティングの世界では様々な角度から考察します。それが「価格戦略」です。

Wikiさんの解説を見てみましょう。

価格戦略をざっくりいうと3つに別れます。
①高価格戦略・・・高めの値段で少量だけれど優良な顧客を獲得する。
②中価格戦略・・・中くらいの値段で普通の顧客をそれなりに獲得する。
③低価格戦略・・・安めの値段で広めの顧客を大量に獲得する。

これを恋愛に例えるとどうでしょうか。
そもそも通常の恋愛は、1人のターゲットに刺さればいいわけです。100人の恋愛相手を見つける必要は無いわけですから。

ですので、この場合の低価格戦略を取る必要はなく、できれば自分を高く評価してもらって良い顧客を1人だけみつける高価格戦略をとるべきでしょう。

(あ、恋愛相手を10人見つけたいとか思っているのであれば、中価格戦略や低価格戦略でも良いですが・・・・)

では、恋愛で高価格戦略をとるためにはどうすればいいのでしょうか。

そもそも高価格戦略を取れる商品やサービスというのは、「たくさんのユーザーから支持される機能を持っている」もしくは「他に代わりがきかない機能がある」というものが多いです。

洗濯機でたとえれば、低価格の洗濯機は単に洗濯物を洗う基本的な機能しかないですが、高価格の洗濯機は乾燥ができたり、洗剤の量を自分で判断して投入したり、さまざまな機能がついています。

ですので、これを恋愛に変換するのであれば、「ターゲットが好みそうな機能を備える人になればいい」のです。この場合の機能とは、性格や外見、趣味などになるわけですが、重要なのは競合相手・ライバルがあまり持っていないレアなものだとより良いということになります。

以前のターゲティングの話で、

年齢:26〜28歳
年収:600万円以上
趣味:スポーツ好き

という属性は大変レアだとお話しました。
これは裏を返せば、この属性をクリアすれば大変なレアキャラになれるので、恋愛市場ではそれだけ有利になります。

年収をクリアするのはそう簡単ではないですが、スポーツ好きという要素であれば頑張ればいけるかもしれないですし、ターゲットが好みそうなレアキャラになれる要素を足していけば良いのです。

男性ならたとえばこんな項目とか。

・車を持っている
・マッチョ
・英語話せる
・日焼けしてる
・スポーツやってる(サッカーとかサーフィンとか)
・お酒にめっちゃ詳しい
・美味しいレストランたくさん知ってる

女性ならたとえばこんな要素とか。

・料理めちゃめちゃ得意
・話聞き上手
・家事スキル高い

こういうときは、実際のリサーチ結果が役に立ちます。
下記のようなサイトを参考にしましょう。(女性のアンケート結果なので、男性が参考にすべき指標です)

誠実さをスキルにすることは出来ないですが、「常識や教養」などは足りないと思えば足せますし、「家事能力」などは習得するのにそんなにハードル高くないでしょう。

教養があって家事能力が高いという男性ならば、それなりに女性から支持を受ける気がしませんか。

このように、価格戦略においては高価格戦略を推し進めるべきでして、ターゲットから求められるスキルをしっかりと見につけていきましょう。


★こんな会社経営してます。
(株)トライエッジ(http://www.triedge.co.jp)
<事業内容>
①顧客管理システム(Zoho)の導入、運用代行
②マーケティング(営業・販売・集客)戦略立案
③販売データ、顧客データ解析
④メルマガ、SNS、LINE@運用代行

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