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「買う」よりも「売る」方がストレス発散になる(メルカリ、ピアッザ、バリューブックス)

期末テストが終わったらセールへ、
月に一度の部活休みの日は友達とフリマへ、
海外旅行に行ったら、何かブランドものを手に入れるべく免税店へ、
早く仕事が終わったらデパートへ、
何も予定のない日はとりあえずショッピングモールへ、

子供の頃から、大人になってからもずっと、
「買い物にいく」ことが好きでした。

そんな物欲強めな私が、
固定費の見直しと「明日着る服しか買わない」と決めたことで、
何となく買い物にいく、ということがなくなりました

何か欲しいものができても、
本当に必要なものなのか?
既に持っているもので代用できるのでは?

と自問自答するようにしたら、買い物の頻度がグッと減りました。

ただ、元々、買い物でストレス発散しているところがあった私。

買い物をあまりしなくなって、
どうやってストレス発散するようになったのだろうと振り返ってみたところ、
メルカリなどで「売る」ことで代用できるようになっていました。

むしろ、「買う」よりも、「片付け」&「売る」方が
ストレス発散になっているかもしれません。

その境地に至るまでの過程を記録します。

1LDKのコンパクトな住まいに4人で住んでいる我が家。
家族が増え、子供が成長していくにつれ、
持ち物の見直し、片付けは行っているつもりでした。

ただ、改めて見回してみると、狭い家に不用品が溢れていました。

物欲強めな私の洋服、カバン、靴、
子供たちのおもちゃや服、
そして大量の私と夫の本…

手放す量よりも、新たに持ち込む量の方が圧倒的に多かったのです。

そんな状況を変え身軽になるべく、昨年末から片付けに着手。

そうすると、メルカリに出品したい不用品が大量に出てきました。
ただ、その量が多すぎて、出品が追いつきません。

メルカリに出品しようと思うと、

①需要(売れるか)、市場価格(どのくらいの価格で売れそうか)のチェック
②(天気の良い日に自然光で)商品の写真を撮る
③(ライバル商品を参考にしつつ)説明文を書く
④(ライバル商品を再チェックして)出品価格を決める
⑤(すぐに売れても問題ないように)梱包材料を用意する
⑥出品する
⑦その後必要に応じて、コメント対応、値引き、商品の梱包&発送(たまにトラブル対応)

とそこそこ手間がかかります。

誰かにあげるか、売るか、捨てるか、さっさと決めて
片付けたい!家から物を減らしたい!という気持ちはありつつも、
どこから手をつけていいかわからない…という状態でした。

そんな時に聞いたのがこちら↓

メルカリで部屋は片付かない。
負のスパイラルからまずは抜け出すことが大事。
出品が追いつかないなら、物を売る段階ではない。
罪悪感としっかり向き合って、まずは捨てるべき。

というお言葉に目から鱗。

ついつい、メルカリに出品したら売れるかもしれないのに勿体無い…
と思って捨てることを躊躇していたけど、
このvoicyを聞いた日から急速に片付けが進み出しました。

売りたいものはリビングのオープンラックの一段に収める、
ここに収まらないものは売ることは諦めて早々に手放す、
と決めました。

リビングの一角の、常に目に入る位置に仮置きスペースを作ったことで、これらを早くなくしてスッキリしたい、と出品作業が進むように。

私と夫の大量の本はメルカリで一冊ずつ売ることは諦めて、
バリューブックスでまとめ売りに。

それ以外のものは潔く処分しました。

捨ててしまったけど、結構高く売れたんじゃないかな、
と勿体なく感じてしまう気持ちも少しありますが、
あの大量のものを売り捌いていくことは、
あの時の私にはできなかったと思います。

片付けが進んでくると、不用品が出てくる頻度が落ちます。
そうすると、不用品が出てきたらすぐに出品する、という流れが自然とでき、
出品待ちのものが溜まる、ということは無くなりました。

そうしてできる範囲でコツコツと出品したことで、
2ヶ月間の売却利益の合計は約10万円になりました。

<売却利益>
メルカリ
  21年12月:76000円(44点)
  22年1月:9600円(15点)
  22年2月:5000円(4点) 
バリューブックス
  7000円(21冊)
ピアッザ
  700円(2点) 

以下は私が不用品の売却に使っている3つのサービスについて。

メルカリ

メインで使うのはやはり天下のメルカリ。
2017年から使い始め、メルカリ歴は5年ほど。
使い始めた当初も育休中だったので、出品もしていましたが、
仕事に復帰後はほぼ出品はせず、ずっと購入のみ(主に子供用品)でした。
片付け熱が高まった昨年末からは出品メイン、たまに購入、という感じで使っています。

基本は500円以上利益が出るものを出品する方針ですが、
育休中の今は、やや余裕があるので、
出品したら確実に売れそうなもの、かつ
ネコポスで送れるサイズ(A4サイズ、厚さ3cm以内)のもの(175円)
もしくは、
思い入れがあり捨てづらいもの
は利益が500円未満でも出品しています。

昔好きだったものや思い出が詰まっているものを
ゴミとして捨てるのは抵抗があります。
私の場合は昔行った美術展の画集や子供のおもちゃなど。

そんな思い入れのあるものでも
お金を出してまで必要としてくれる人がいる、と思うと
スッと未練なく手放すことが出来ました。

現在はメルカリで売りたいものができたら、
①平日、天気がいい昼間に室内照明を消して写真撮影
②隙間時間でライバル商品をチェックし、下書き、値付けを完成させる
③売れやすい週末前の金曜夕方にまとめて出品
④売れ残っているものは翌週末に1割ほど値下げ(1割以上下げたら、検索上位に表示されるらしい あやじまさんvoicyより)
という流れが定番化しています。

最初の値付けは売りたい価格の1割くらい高めにします。
それでも出品後、すぐに売れることがあり、その時はやや悔しくなります。
即購入する人がいる、ということは
もう少し高くても売れていた、値付けが間違っていた、ということなので。

理想の流れは
①出品後に「いいね」が順調に集まる
②値下げ交渉のコメントが来て、少し値下げして買ってもらえる
または
②’ 翌週の1回目の値下げ後に売れる
です。

値付けが当たるか、外すか、というある種のゲーム性が、
「売る」ことがストレス解消につながる要因の一つだと思います。

ピアッザ

基本はメルカリですが、ピアッザも初めて使ってみました。

「お譲りします」ページに出品し、
基本は自宅近くで手渡し(=送料なし)、
メルカリのような10%の手数料もないので、
売り上げは全額利益になります。

似たサービスにジモティーがありますが、
こういうやりとりに慣れている子育て中のママの利用が多く、
ジモティーでの取引よりもストレスが少ないという噂を聞いたので
ピアッザを選びました。

ピアッザで売れたのは子供のおもちゃ。
出産祝いでいただいたものの、うちの子供たちはあまりハマらず…
でも綺麗な状態だったので、捨てるわけにもいかないものでした。

メルカリで検索してみると、
同じ商品が出品されているけど売れ残っていて、売れにくそう。
仮に売れたとしても、嵩張るから送料が高く利益はほぼでなさそう。
試しにピアッザに出してみたらすぐに譲って欲しいとコメントがきました。

近所の方に手渡しなので、商品を直接紙袋に入れるだけでオッケー。
メルカリだと、サイズの合う段ボールを探して、緩衝材に包んで、と
梱包も意外と気を遣い大変なので、その点もよかったです。

ピアッザは近所のママさんが多く登録しているみたいなので、
子供用品の出品に向きそうす。
送料がかかる子供用品はメルカリとピアッザの両方に同時に出品し、
先に売れた方で売る、という方式をとっています。

バリューブックス

こちらも今回初めて使ってみました。

26冊送り、21冊買取、
送料無料と買取価格10%アップのキャンペーンを利用でき、
利益は7400円になりました。
別途ポイントが10%分ついていました。

事前にバーコードスキャンで調べてみたところ、
私の画集や建築系の専門書は値がつかなかったので、
夫のビジネス書のみ送りました。

今回一番高い値がついたのは
「影響力の武器 なぜ、人は動かされるのか」で、829円。

同じ本がメルカリでは2200円くらいで売れています。
2200円 ー(手数料)220円 ー (ネコポス送料)175円 = 1805円

メルカリと比較すると約半額の査定額です。

ただ、メルカリで21冊売ろうと思うと、手間も時間もかかるし、
売れ残るものも出てきたと思うので、
まとめて素早く売りたい時には便利なサービスです。

以上、どなたかの参考になれば嬉しいです。

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