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【732球目】全日本ロードレース開幕戦

3月9日、10日と三重県の鈴鹿サーキットで2024年の全日本ロードレース開幕戦が開催されました。例年より早い開幕という事もあり、路面温度が低く、波乱も予想されたこの開幕戦。また、DUCATIやDUNLOPといった今年から参戦している注目チームはどこまで上位に食い込んでくるのか。色々と楽しみな開幕戦でした。今日はその開幕戦のお話です。


Kawasakiの灯を消さない

トップカテゴリーであるJSB1000のみの開催となった開幕戦。
2&4となるこの日は4輪との共同開催になります。JSB1000において唯一、Kawasakiのマシンで年間参戦しているKRP三陽工業&RS-ITOHKawasakiの灯を消さないという想いを持ってJSB1000に参戦しています。今年はそのJSB1000にDUCATIのワークスマシンが参戦したり、DUNLOPが新たに参戦したりと近年では最も注目度が高い1年となっています。

現在の国内メーカーのワークス参戦はヤマハのみ。ホンダもスズキもカワサキもワークス参戦している全日本ロードレースが見たいものですね。そうなったら、より一層楽しめそうです。

YouTubeも

全日本ロードレースは毎回、YouTubeで配信があるのですが、今回の決勝戦の時のYouTubeの同時接続数は私が確認した時点で18,000人でした。いつもより多くの人が関心を持っていた事がこの人数からも見て取れます。贅沢を言うと、この人数の人達が鈴鹿サーキットに来てくれたらと思いますね。

ただ、YouTubeを見ていてサーキットに行きたくなる人もいると思いますので、そういう意味ではここの人数が増えていることも喜ばしいことです。

レース結果

レース結果はこうなりました。

KRP三陽工業&RS-ITOHは16位。
トップは前年王者のヤマハファクトリー中須賀選手。
2位に、DUCATIの水野涼選手が入っています。

今回のレースは4週目での赤旗中断、そして再スタート。その後も転倒が相次ぎ、結果赤旗での中断となりましたので、見ている人もやっている人も消化不良ではないかと思います。

気温が低く、路面温度も上がらない為、とても難しいコンディションの中でのレースでした。セーフティーカーが入った後でも転倒していましたので、本当にシビアなコンディションの中でのレースだったのでしょう。

色々な条件があってのこの時期での開催だと思いますが、議論の余地がありそうですね。イベントとしての2&4は観客数も増えて良い事もあると思いますが、レースのコンディションは普段よりも悪くなります。その上でのあの気温ですから、走る人からすると良いコンディションとは言えないですね。

開幕戦や最終戦はただでさえ転倒が多い気がします。そもそも力が入るのでしょう。せめてベストなコンディションでやって欲しいというのが正直な所です。

次回以降

次回以降の今年のスケジュールはこちらです。

次回は4月13日、14日の栃木県、モビリティリゾートモテギでの開催。
あと1ヶ月後ですから、もう少し暖かくなっているはずです。

ヤマハの独壇場の様なJSB1000クラスが今年は激戦が予想されます。
DUCATIもDUNLOPも速かったですね。純粋にレースが楽しみな1年になりそうですし、KRP三陽工業&RS-ITOHの走りにも期待しています。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。

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