自己成長をテーマとした記事が多くなりがちですが今日もそれです。
自分の周りには、他者や自分が属している会社を気にしすぎていて、体調を崩してしまった。みたいな方が結構おられます。
そんな方々にある共通点を見つけました。

他者を気にしすぎる

他者に目がいくと、どうしても色々な見方をしてしまいます。
自分より優れてる（ように見える）人
自分よりよく働いている（ように見える）人
自分より上司からの評価が高い（ように見える）人
・・・・
おいおい、会社はこんなんで大丈夫かよ！
経営者はなんでこの状況を放置するんだ
Ａ店のＢちゃん、辛そうだ

そんなところでしょうか。
はい。

どうでもよくないですかそれって

運送会社のコンサルもやっていますが、運送会社のドライバーさんの奥さんって、結構メンタルがきつい事が多いそうです。
「東北地方でトラックが高速道路のトンネル内で事故」
とかというニュースに、どうしても自分の旦那さんの事を心配してしまうんだそうです。
いやそれは確かにその通り、そのような事があったら大切な人を失うし、自分の生活にも直結します。ただ
上記の同僚に関しては、かなり関係ないんではないかと思います。
よその店舗のＢちゃんは実際のところ、それでも給料ももらえてるしお休みもある。なんなら「仕事なんてこんなもん」と思ってまあまあ人生の幸せをかみしめているかもしれません。
そんなこんなで周囲のことばかり気にしている人の共通点があります。それは

そんなことを気にしている人は自分自身が動けていない

他者ばかり気にして、そのことに集中していると、唯一大切な「自分自身」が動いていない事が多いです。
そんな事を気にしても、何か解決に向けた行動を行った方がいいはずです。自分よりも出来の悪いと思っている他者の方が上司の覚えがめでたければ、実績を積み上げるかゴマをするしかないわけですし、環境が劣悪すぎるのだとしたら、今であればどこだって転職して年収ＵＰもできるはずです。
「ああ、自分の目線の矢印を自分に向けたらきついときって、そうなりがちだよね」という感想です。

解決した人はどうやったか

解決した人たちの共通項についてまとめてみます
解決した人の後からの感想
・暇だった
・自分が動いてなかった
・言い訳にしていた
そんな類の言葉が並びます。
他者を心配していますよ。って時には、自分を置き去りなことが多いです。その他者本人すら望んでいない心配をしたとて何にもならない。けど、それをずっと続けている人たち
解決した人が解決するために行ったこと、それは、
自分に関心を持つ事です。

「自分が動いているかどうか」

それだけです。
自分自身が一生懸命動いていたら、他人の事は見えません。人の何倍か動いていたら、そのうち目立つようになりますし人がうわさするようになるだろうし、「少しは休めよ」とか、「他の人間にもたまにはそのノウハウ分けてやってくれよ」と言われるようになるに決まっています。
ノウハウや打率は、施行した回数×集中力によると思っています。
やればやるほど、自分に対する評価や成果のパラメータは積みあがっていきます。
その、誰もが知っている一点のみを見て、自分自身という、心の中で思っていることもつかむことが出来る対象に集中することで、「ああ、他人の事ばっかり見たことにしてたな」という感想が生まれます。

自動車を運転していて

自動車を運転していると、ドライブ中の視界には「あの車早いなあ」とか、「あの車より俺の方が早いぜ」とか、「いいなあポルシェ」とか、「あんなぼろい車しか乗れないのか」とか、すべて、「比較」で思ったりしますよね。
でも、そんなことを思っていても実際に大切なのは
・今、何キロで走ってるか
・どんな車に自分が乗っているか
・約束の時間に間に合いそうか
そんな事だと思います。
誰かが早いかどうかとか、その人がすごいスピードだから「あんな運転してたらいつか事故するか捕まるぜ」とか、全然関係ないわけですよね。
むしろ
・あんな車に乗れてうらやましい、自分も頑張るぞ
とか
・あんな乱暴な運転、自分も気を付けよう
とか、
主語を自分にしてみると、意外と行動も変化します。
結局、車に乗ってる目的は、目的の場所に行けるかどうかだけであって、他の車は案外関係ない。でも目につくのは自分自身でなくて他の車。
人生も一緒だなあ。と。

まとめ

まとめです。
自分が動いているかどうかはこの目ではあまり見えなくて、他人が見えるのは人間の目はそのようにできているから当たり前かもしれませんね。ただし、その目で見える景色をキラキラにしたり、素晴らしい仲間や関係者に囲まれるようになれるかどうかは、今というときの中では、自分の行動、振る舞いの連続の先にしかないのだと思います。
他人の行動を気にしすぎる場合は、自分に目を向けてみましょう。
「あまり変われてないぞ」と思ったら、そここそが動かしやすい変数だぞって思って、少しだけ人生の棚卸しをしてみる。そうすることで、周りに見える景色が変化していく。
変化した方々はそれに気づいて、変化できていない人はそれに気づけない。
そのようなものだと思います。