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変化した自分について、人前で話してみて気づいたこと


ピッチで気づいた変化

先日、投資家やスタートアップ企業の方々の前でピッチというか軽い自己紹介をしました。そこで感じた変化について書いてみようと思います。
2021/6/15から、徳島県の役員になりました。
それまでは、広島県の不動産屋から家具屋を経験しただけの人でした。
それまでのプレゼン

  • 不動産屋でのDX

  • 家具屋でのDX

でした。もちろん、頑張ってたつもりです(笑
が、その後

  • 2020/7/3 コンサル会社創業。コロナ禍を受け創業したため、事業再生・再構築など100社以上のコンサルを行う

  • 2021/6/15 徳島県の洋菓子店役員に

  • 2022/10/1 山口県の食品卸社長に

  • J Startup WESTのサポーター企業に


このような感じです。それまでのプレゼンは、不動産・家具屋だけでした。今は

  • 不動産

  • 家具

  • コンサル

  • 菓子

  • 食品卸

  • スタートアップ支援

となってます。
コンサルでは、事例が100以上あるので(もちろん失敗したことも多数)、非常に多くの事例を引用できます。
また、再生では一般的には1社の再生がそれぞれにヘヴィーなので大変だと思います。しかし僕の場合には、再生と再構築(結構キャッシュリッチな企業も多い)、事業拡大(お金持ち)もあるので、結構、「手伝っている=ピンチ」というわけではないです。
先日、お手伝いしている企業で横領があり、強盗もあったんですが、同時に訪問している企業が100以上あるので特定出来ないのは数多くやっていることのメリットかなって思います(笑

先日久々に自己紹介などを行ったんです。スタートアップ界隈の皆様の会でしたが、職歴だけで普通に5分くらいかかります。それと、「なんでそんなことになったのか」。これだけで実に10分かかりました。

自分がだれか

喋ってみて思いました。
「色々やっとるな自分」と
そして他の人の話を聞きながら、過去の自分の自己紹介についても振り返りました。
内容が薄いなら薄いなりに広げてエピソードを語るなあ。濃いなら濃いで、話す内容は相手によっていかようにでも喋れるなあ。
その中でも
「やってない事」は話してて何か伝えれないものがあるなあ。と思いますそれと、
「これからやろうと思ってる」という話しは限度があると思っています。
コロナ禍から3年間、色々やってきたけど、やっぱり、「今からやろうとしていること」が、1年後に「やってきたこと」として語る事が出来るようになるんだな。という実感です。
「コンサルでは40業種・100社以上を行ってきました」
は、
「こうしていきたいと思っています」よりも深いですね。

今日ないならやらなきゃいけないこと

今の時点で語れるものなんてなにもないんです。
そんな事をよく言われます。僕みたいに異常に非効率に多数の業界を横断する必要なんて全然ないし確実にオススメしません。
ただ言えるのは、
「今日ないなら、今日からの活動を結果から逆算して行う必要はあるかもしれない」と思います
どう生きたいか、どんな報酬か、業務内容か、誰と働くかの一つ上に
「どう思われたいか」「どう言われたいか」
がある人がいるかもしれませんし、そう思う事で具体的な目標が見える人がいるかもしれません。
頑張ってる、とか、やろうとしている、ではなくて
「ここに行った」「やった」「うまくいった」
の方が強い
ピッチの内容から逆算して、今からのキャリアを積み上げるのは非常に有効だと思います。もちろん僕みたいにエキセントリックに、広島ー徳島ー山口みたいに移動や転職しなくてもいいです。想いやビジョンもいいけど、実態の方がより大切なのは言うまでもありません。

実績が増えて有利になったこと

ここが重要ですね。
どうなったか?それだけの事をやってメリットはあったのか?

  • 話しかけられた時にさらに期待の上をいく返答が出来る

  • 話しかけられる

  • 仕事のチャンスをもらえる

  • よりすごい人と知り合える

トータルでいえば「より強くなることが出来る」です。
顧客単価は3倍になり、しかも何回も同じ仕事があるので、事業計画策定時間も、開発期間も1/3以下になっています。
こんなメリットが僕の場合はありました。

どうやってそうなるか

ここがポイントです。
おそらく「はじめの一歩」が一番難しいと思います。
僕は
「3か年計画」を立てました。
コンサル経験ゼロから事業再生コンサルになろう。と思ったとて、仕事もノウハウもありません。
その場合どうするかって
「5年で1億円」という風に決めました。
5年で、がミソです。
考え方としては・・・
アマゾンで「事業再生」などの本を検索したり、ウェブサイト検索もしてみみました。すると、事業再生のための税法上のノウハウやテクニック部分や、金融機関向けの情報があり、また、USJ再生の森岡さんやJALの事例などはありました。しかし、上記の「再生1社だと語れないことばかり」から、中小企業再生を個人が行う、なんて本は3冊以下でした。
ということは、、、10社以上行って、どの再生しているかわからない状態、どこが再生でどこが拡大か分からないようにしてしまえば、日本でオンリーワンになるのでは?と思いました。

わらしべ長者


そうです。そのため、「とりあえずやらせて」という事を回りに言いました。報酬はまあ「おいおい」で、あとからくれるなら頂戴。と。そうすることによって、一気に40社のコンサルを引き受ける事が出来ました。
まさにわらしべ長者です。最初に時間やそれまでに積み上げたノウハウを差し出し、40社のコンサルをしているという事実を作り上げました。また、40社同時に行う事で、1社で全然わからない事、商流でも、残り39社+周囲のメンターにノウハウがあります。毎週40社とZOOMミーティングを行う事で、実績とナレッジを一気に積み上げました。結果、全社の質問に答える事が出来ていきました。3年経過し、40業種100社以上。ここまで中小企業再生をした人はあまりいないかもしれません。バンクミーティングも何社も参加し、405事業、事業再構築補助金50社以上、システムも何十社も汲み上げました。
まさにわらしべ長者でした。

GIVE5の法則

僕はカツマーです。
勝間和代さんに憧れて学を志しました。
GIVE5の法則を実践しています。
あんまり詳しく勉強していないですが(おい)、ざっくり言うと、「自分の持ってる最高のノウハウでも惜しみなく5GIVEしたら、1はTAKE出来るからね」という考え方です。
当時、僕の持っているノウハウや時間を、50枚の手札の中から5,全力で差し出してアドバイスをし続けました。
そうすると、1手に入ります。51になりますね。
それを40社で行うんです。
一週間で90になります。
90になると多いので、90の中からやはり50枚の手札に絞ります。
増える。組み替える。増える。組み替える。これを52週間×3年続けました。
レジシステム・デザイン・Saas・補助金・・・
なんでも、「ちょっといいですか」と言われて、快く答える。
おかげで、200社以上の決算書を見させてもらったり、事業計画をもらったり。
もちろん、アドバイスするんですが、その前に僕はそれを見ていつも1,TAKEしています。

今がもっともぼろくそ

「あんたはもともと出来るから」と言われたらそうかもしれません。そう思っても結構ですしかし、そう思いたくない人には伝えたいです。
僕はいつも、「今がもっともぼろくそ」と思っています。
来年は、365回、1日を繰り返したときにやってくることは誰でも知ってるはずです。
わらしべ長者。GIVE5の法則で、しっかりと周りに自分が最も磨き上げた技を。資料を。時間を差し出したら・・・
ソニー創業者も「仕事の報酬は仕事」と言ってます。
何年もの間、未来を語り続けて今日を棚卸しない人をたくさん見かけます。大切なのは、今、何があるのか。そしてその今は、過去何をしてきたかと、それによってどうなっているのかに他なりません。つまりは、今から1年の活動が、1年後に語る自己紹介のソースになるわけです。
くよくよしてもしょうがない。今くよくよしているなら、きっと今の延長線上の活動を行えば1年後もそこまで変化しないのではないでしょうか。
未来の自分や過去の自分とVSすれば、争わないし傷つかないし腹もたちません。是非、今から一年間の活動のヒントにして行動していただけたらと思いますし、もしそうしたいならば、僕は何らかのお手伝いをしたいなあと思っております。
変化とは何か?
「生まれながらにして私ってこうですけど何か?」という変化を変化というらしいです。ダイエットや受験のように、リバウンドしたり、過去の自分自身で吐いた発言がプレッシャーになるようなものとは少し違うみたいですね。

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