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#31 追記あり:オンラインインタビューハック

ああ、気づけばもう3か月近く対面インタビュー取材をやっていません。

緊急事態宣言の解除を受け、社会経済活動も徐々に再開されつつありますが、対面インタビューの再開はまだ先のようです。っていうか今後は、オンラインインタビューが主流になっていくような気もしています。そのうち、インタビューといえば基本的にはオンラインで、対面インタビューの時だけ「今回はオフラインインタビューでお願いします」「えー!わざわざ行くんですね。久しぶり~」なんてことになるんじゃないかと。

だって、オンラインなら「交通費タダ、移動時間ゼロ、会場手配ナシ」で、感染リスクも避けられ、忙しいインタビュイーにも、インタビュアーにも好都合。インタビューカットが撮影できないのが難点ですが、最近では、フォトグラファーだけが別日に、インタビュイーのところへ伺って撮影するようなやり方でしっかり写真も入れられるようになっているので、その問題もクリアできつつあります。

となると、どうしても対面でないとできないようなじっくり取材や、その場所に行かないとできない取材以外は、「オンラインインタビューで」ってことになりますよね、当然。それはそれで、二拠点ライターとしては大歓迎なのですが、この3か月、不慣れなこともあって、オンラインインタビューではアレコレいろいろとやらかしています。あいすみません。

本格的にオンラインインタビュー時代が始まる前に、もう少しオンラインインタビューのクオリティを高めていかないとダメだなーと感じている今日この頃。そこで、この3か月ほどのオンラインインタビューのやらかし経験を踏まえ、「こうしたらいいかも!」と思ったことを、自分用の備忘メモにしました。

私の場合、1対1でオンラインインタビューすることは無く、依頼してくれた編集者さんが立ち会う取材がほとんど。なので、インタビュー前に編集者さんと取材内容のすり合わせができていると、いいインタビュ―になるし、インタビュー後、編集者さんと記事の方向性について合意ができていると、迷わないのでスムーズに書けて、結果的に読者に伝わりやすい、いい文章になる気がします。これは対面でもオンラインでも変わらないので、編集者さん(とインタビューに立ち会う関係者)とのチームワークが大切だな、と改めて感じているところです。

まだまだ他にもありそうなので、気づいたら追加していきますが、みなさんもなにかありましたら、ぜひお知らせください。

事前準備

対面ならインタビュー前に関係者(編集者さん他、インタビューに立ち会う人)が集まっての打ち合わせもできるが、オンラインの場合は事前に対面での打ち合わせができないのが難点

・書籍や過去記事、資料、メモなどを共有しつつ、インタビューの目的、ポイントを関係者内ですり合わせておく

・インタビューの質問項目を関係者と(場合によってはインタビュイーと)共有しておく

オンラインインタビュー直前

対面ならインタビュー直前にささっと打ち合わせできるが、オンラインで時間ぴったりに始まってしまうと直前の確認ができない

・インタビュー開始時間の5~10分前に、関係者だけのオンライン集合時間を決めておき、①インタビュー時間の確認 ②インタビューの流れの確認 ③インタビュー内容の確認 ④録音の確認 などの直前打ち合わせを行っておく

・(いきなりお見合い状態にならないよう)進行役を誰にやってもらうか決めておくとよい

オンラインインタビュー開始

名刺交換がない、ムードを和らげる雑談がしにくい、誰から話すの?と不穏なお見合い状態になってしまうのが難点

・冒頭で①音声、映像などがきちんと届いているかどうか ②録音(録画)できているかどうか を確認する

・録音はできれば2つ回しておくと安心(Windows のボイスレコーダーを活用)

・挨拶後、進行役が自己紹介し、取材の趣旨と流れを説明し、終了時間を確認。その後、ライターや記者など関係者を紹介

・それぞれ一言づつ自己紹介をし、その場での自分の役割を伝えるようにする

・初対面の場合は、自己紹介と共に雑談(「今日はご自宅ですか?」「ご著書のここが面白かったです」など)も入れて場が和んでから本題に入る

オンラインインタビュー中

リアクションが伝えにくいところ、割り込んでの質問がしにくいところが難点なので、画面上で伝える工夫をする

・うなずいたり、相づちを打ったり、笑ったりするリアクションがないと相手が不安になってしまうので、いつもよりオーバーにノリよく話を聴く

・顔は無表情よりは笑顔気味で(もちろん、話に合わせて)

・割り込んで質問するタイミングに「ちょっといいですか」と、手を挙げるリアクションをつけると、目に留まりやすくて良いかも

・音声が乱れて聞き取れなかった時は「私だけかな?」と思わず、遠慮なく遮って「すみません、音声が聞き取れなかったのですが」と伝える

・インタビュー終了後は、撮影や原稿確認のスケジュールなど、今後の流れを伝えることを忘れないようにする

オンラインインタビュー後

対面取材であれば、インタビュー直後に、関係者でインタビュー内容について感想を述べ合ったり、ポイントの整理や構成、記事イメージなどについて話しあうことができるが、オンラインだとそうした直後の打ち合わせができないのが難点

・オンラインインタビュー後、10分~15分ほど関係者でオンライン上に残って、振り返りをしたり、記事の方向性や構成のイメージなどについて話をするための時間をつくるようにする

まずはこんなところかな?今後はオンラインならではのインタビュー手法やスキルみたいなものも、見つけていけたらいいなー、と思ってます。まあ、できることなら対面インタビューも再開したいんですけどね…ほんとは。

6/19追記:【オンライン取材で音声を録音する方法】


ZOOMなどを使ったオンライン取材で、音声を録音する方法、ようやく発見しました!!!今さら知ったの?という方もいるかと思いますが、すみません、今さら知って大喜びしてるんです。ご容赦ください(笑)。これまで、オンライン取材の録音、録画はZOOMのレコーディング機能を頼っていました。この場合、自分がホストなら、確実に「レコーディング」ボタンを押せばいいのですが、そうでなければ、ZOOMのホストになっている人にレコーディングをお願いするか、ホスト権限を設定してもらわなければならず、ちょっと手間だし、「録れてなかったらどうしよう…」といった不安もありました。

そこで、発見したのがWindowsについている「ボイスレコーダー」というアプリ。これまで使ったことが無かったのですが、これが使えることが分かりました。開いてみると極めてシンプル。真ん中のマイクアイコンをクリックすると、声を録音してくれます。ですが、ご注意!これだけだと、マイクで拾った自分の声しか録音してくれません。

ボイスレコーダー

そこで、いろいろ調べた結果、「Windowsの設定」>「サウンド」>「サウンドコントロールパネル」>「録音」タブの「マイク配列」と「ステレオミキサー」を下記のように「規定のデバイス」にしておくと、PC内の音声も録音してくれるということが判明。

サウンドコントロールパネル

上記の設定を済ませておけば、使い方は簡単。オンライン取材が始まったら、マイクアイコンをクリックするだけ。録音が終わると、レコーディングというファイルができていて、マウス右クリックして「ファイルの場所を開く」で、録音した「レコーディング.m4a」ファイルを表示してくれます。実際にやってみたら、できました!自分の声も相手の声も全部録れていましたよ!お手軽なので、ZOOMのレコーディング機能は使いつつの保険として2台目録音に最適。オンラインセミナーなどの録音にもいいかもしれません。良かったらぜひお試しください!

ボイスレコーダー2


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