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#8 二拠点生活で見えてきたTOKYO

南房総から東京に出ていく度に、明らかに変わったなーと思うことが一つあります。それは、

旅気分♪が加わった

ことです。高層ビルの立ち並ぶコンクリートジャングルも、本当のジャングルに近い⁉南房総から2時間房総なのはな号揺られて来てみると、新しい刺激とワクワクに満ち溢れた国際都市TOKYOに見えてきます。お店もいっぱい、お店の中にもステキなものがいっぱい、美味しそうなものいっぱい!なんてステキなの~♡

滞在時間が限られているせいか、東京にいる時間が貴重なものに感じられ、「都会をしっかり味わっておかないともったいない」という貧乏根性が発動してしまっています。先日も、以前なら「モーニングセットで1000円?高いからドトールにしよう」と、間違いなく回避していたオシャレ感満載なカフェに「せっかく東京にいるんだから~」と思わず入ってしまいました。

ほら!おしゃれ!日比谷のカフェです。お仕事前なのに、こんなところで優雅に一人モーニングしてしまいました。

特に危険なのが、房総なのはな号が発着している東京駅周辺とバスタ新宿周辺です。東京駅周辺には丸ビル、新丸ビル、キッテ、バスタ新宿周辺にもNEWoManやアトレなどキラキラのファッションビルがあり、こちらはリュックに運動靴というハイキングスタイルなんですが、ウロウロ歩いてるだけでウキウキしちゃって、気づけばプリーツスカートを試着してたりします。

東京駅地下にはグランスタなど美味しそうな食べ物のお店がいっぱい!ですし、大丸デパートの地下も魅力的。バスタ新宿近くの高島屋の地下食料品フロアは、日本中、いえ、世界中から最高級の美味しいものがこれでもかと集められたワールドバザールとなっていて、思わず立ち寄らずにはいられません。

以前はそんなことなかったんです。東京駅も新宿駅も混雑がすごすぎて、用事が済んだら一刻も早く立ち去りたいような場所、単なる乗り換え駅、通過点でした。しかし今は、バスが着いた後30分~1時間はウロウロと最新ファッションのリサーチ活動を行い、帰るときはバスの時間より少し早く行って、その辺では買えない珍しいすし酢とかオリーブオイルとか、フォッカッチャとかを南房総に買って帰るのが楽しみに。そう、明らかにこれは、旅行者の行動です。手ぶらで帰るのはもったいない。何か新しい発見がほしいし、何かお土産を買わないと気が済まないのです。

というわけで、二拠点生活は、どちらの生活にも「旅気分♪」が追加されて、ちょっと楽しいけど、お財布には優しくないよ、という話でした。

まあ、慣れてくると、単なる通過点になってきちゃうのかもしれませんが。歳を重ねるといろんな意味で、新鮮さを感じることが少なくなってくるので、二拠点生活で、日常を少し新しくするっていうのも悪くないとかなーと思っています。




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