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noteの感想を書こうとして脱線して終わった話(けど大事なこと)

みなさん、いつも「スキ」と言ってくださったり、フォローしてくださったり、本当に本当にありがとうございます。

自分が日々考えていることや妄想、ちまちま書いた自分なりには良いと思っている小説や詩を投稿して、こんなにもたくさんの人に見てもらったり、反応してもらえるとは、今まで思ってもみなかったことです。

子供の頃、自分の書いた童話を読んでもらったり、文化祭や卒業式に私の脚本で劇をしてもらったり、詩を朗読してもらったり。

そんなことって普通にあったな、楽しかったな、と思ったことを思い出しました。

文章を書くことって、私は明治文学の影響が強すぎるのかもしれませんが、どこか内省的で暗く、一人きりで書いていることは生産性がないように勝手に思っていました。

このnoteの場所では、みなさんがプライドをもって、こだわりをもって、かつ自由に自分の個性を発揮していて。

それを仕事にしている人も、まだ仕事にしていない人も、みんな自分を発信することにまっすぐで、きらきらしています。まぶしいです。そう、求めていたのは、これだ!!!(創作と、交流と)

とはいえ、そんな風に「スキ」だ「フォロー」だってことに自分がとらわれることになるのが、正直怖いです。私は弱い人間なので、すぐに人によく思われたい、スキって言われたい、フォローしてもらいたい!って、はぁはぁすることになるのではないか、いや、もうなってるってわかります。

ある人がよく「婚活パーティに行ってるからって、「私、結婚したいんです、まだできてないんです、不安なんです、かわいそうなんです、結婚相手を必死に探しています」って全開な人は、モテないんじゃない。その場所を楽しんで盛り上げて、「この人と一緒にいたら楽しいな」って思われて初めてその先に繋がるんじゃない」と言います。(私、婚活していないのに、なんでアドバイス受けているんだろう)とその時は思いましたが、後からふと、このことを思い出しました。

「私はこんなにスキで不安で、かわいそうで、あなたが必要なのに、あなたは心が痛まないの。なんとかしてよ」って、私は言い過ぎているのではないか。

もちろん、そういうときもあっていいと思う。

自分の粘着性のある心の澱の部分を素直に吐き出せる人の文章は私は好きだし、誰かに表現することで昇華されたり、誰かの心に寄り添って癒したりすることはあると思う。

誰かの「スキ」を得たいがために、前向きな言葉ばかり選ぶ必要はなくて、自分の心を抉りだした血塗れの臓器みたいな感情を、がんばって泣きながら表現するなら、グロテスクで他人からは「スキ」って簡単には言いにくくても、誰かの反応を得ることは難しくても、必ず誰かの心に届いているって、私は信じる。

ただし、そこに偽りや全く違う下心がある場合は除きます。

私の言う下心の多くは「かわいそうアピールで、人の心を乱して自分を構ってもらう」ということで、私がよくやりがちなことなのです。

仕事忙しくてあれもこれも大変でみんなできないやつで私ばっかり云々とグチったりとか、好きな人に「今日も明日も会えなくて、あなたはそれでも平気なのかもしれないけど、不幸な私はどうすればいいの」みたいに言ったりだとか。

それは、そうかもしれないし、それを言うこと自体は悪くないけど、そんなことばっかり言う人に魅力を感じたり、仕事任せたり、友達を紹介したい、もっと発言を見てみたいって、思わないよねっって。他人事だとわかるのですが、ついつい忘れて、「私はこんなに大変なんだー」ってアピールばかりしてしまう。(ま、今も若干それですね。文章は自己矛盾を起こしやすい)

でも、それは自分で自分を檻のなかに閉じこめて、「かわいそうな私」の茨で縛り付けて、甘い甘い牢獄に、自分を囲っているんだ。そこで「そんな君もスキだよ」とか言ってもらえたら、有頂天になるんだろうけど、それは自由じゃない、自分の可能性を潰して、自分を固まりにして、自分を殺すことだ。ありのままの自分を認めてもらったようでいて、自分を制限して型にとってしまうこと。もう二度と海に流れたり雨になったりできないんだ。

休日に、「人をだめにするソファ」で一人、窓際に座って、少し外からの風を受けて、テレビもなくてラジオも消して、ただぼんやりとしていたら、むずむずと、心の縁が触られるような感触で感情が波打った。あーこの感じ、この気持ちは、

「幸せだー!」「自由だーーーーー!」

うおーーーーって感じ。

(ケイティペリーみたいに。普段全然聞かないけど)

私は、やっぱり私を自由にさせてあげたい。

蒸発したり流れたりときには固まった氷みたいになってもいいけど、水みたいに何にでもなりたい。そういう自分がスキだし、やっぱり、自分のことスキな方が、楽しいよね。

なんか・・・あれ、何を書こうとしていたんだっけ。

でも、そんな風にリセットした休日のお話でした。すぐに忘れちゃうけど、私は今、幸せです。

また明日!明日も自由な私からお届けします!


#自由 #エッセイもどき #結局スキって言われたいんじゃないとかいじわる言わないでくださいね

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