協力者

私は星の彼は叩き台だった。

白馬の彼に会って、

サイレントには入っていたけど、

星の彼は離婚したのに、

役目を終えたから、去っていった……


だから、白馬の彼が既婚者だと想定して、

もう、修行は終えていい頃だと思う……


さて、中途半端な状況で、

いい人に出逢った。

マッチングアプリで、出逢った協力者の彼。


すごくいい人なんだ……


同じバツニ同士だから、

結婚しても別れるのを知ってる者同士。

だから、私たちの付き合いは

定義づけをしていない。


セフレみたいな関係にはなってしまっているけど


「自分の知らない世界の話を聞くのが面白い」

と、沙織の話をよく聞いてくれる。

尽くしていないのに、優しい。

だから、時々、恩返ししてる。


足が傷まずにイケる。

セックスも優しい。


心臓に人工弁が入ってるらしく、

心音が普通とちょっと違う。

寝ながら、抱きしめてくる。(無意識)

ああ、普通に出逢ったなら……


私には変なモノ(ツインレイ)が

ついている。

それを知っているのに、別れようとはしない。

沙織が「私に遠慮しないでいい人がいたら

そっちに行っていいからね。」と言ってるのに

「せっかく出会えたんだから、沙織ちゃんと

仲良くしたい。」と言ってくれる。


優しいし、見返りを求めないし、DVもない。

いい感じなのに、私が付き合えない。

ツインレイに出逢っていなければ、

白馬の彼のことなんて忘れて、

付き合っていきたい。


いびきで何度か目が冷めた。

でも、沙織は寝相が悪い。

布団を奪ってしまう癖もある。

その度にそれを直しながら、

一緒に眠った。


彼はぐっすり眠れたらしい。

沙織も、そんなに寝不足感はなく、

便秘もしないし、腰痛も治ってた。


話を聞いてくれるから、時間が経つのが早い。


ツインレイのサイレント期に

協力者が現れるというけれど、

まさにそんな感じのいい人……


ツインレイなんかに会わなければ、

普通に付き合って、幸せになれた人。

協力者の彼も沙織のことは好きだと思う。

寝ながら抱きしめるぐらいだから。

なのに、遠慮してくれる……


白馬の彼より、この人には

誰よりも幸せになってほしい。


ありがとう。ごめんね。


変なモノがついてる私と出逢ったのに、

よそに行かせないのも罪深く思うし。

申し訳なくて……

でも、それも、とやかく言わない。

本当にいい人なのに……


このまま、この人と穏やかに幸せに過ごしたい。

ただ、生まれ変わりたくない。

今世の統合はしたい。


この人に甘えていいんだろうか??

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