通園カバンを持つ親、持たせる子

幼稚園の通園カバンを本人が持つのではなくて親が持ってる。最近の母親は過保護だ!けしからん!

…って内容の投稿をどこかで見かけました。

はい、
私はこどもの通園カバンを持つ親です。


基本的には、自分のことは自分でやらせます。

でも、こんな時はこどものカバンを持つんです。


長男が2歳の時に次男がうまれました。

それまで長男はひとりっこだったのでやきもちとあかちゃんがえりがとてもひどくて手をやきました。

ぼくもだっこして。
ぼくもベビーカーにのせて。

おにもつ もって。

長男は何もかもママにお世話してもらってる次男が羨ましくて仕方がなかったのです。

それは幼稚園に入園しても続きました。

次男はママといられるのにぼくだけ幼稚園。

幼稚園に迎えに行くと長男はよく泣いていました。

ハンカチをしゃぶったり袖をしゃぶってびしゃびしゃにしていたり。

「○ちゃんはママにだっこしてもらって
あたたかくていいな。」

寒い冬、だっこしてもらってる次男が羨ましくてこんなこともいっていました。

ぼくもだっこして。
ぼくもベビーカーにのせて。

おにもつ もって。

園の帰り道、私が長男の荷物をもって、長男と次男をふたり抱っこして歩くこともありました。

あかちゃんの次男をベビーカーからおろし園の制服を着ている長男をベビーカーに乗せることもありました。

きっと、過保護な親だなと、まわりから見られていただろうな。


幼い子は自分の感情をうまく大人に伝えられないことがあります。

それが別のかたちになってあらわれることもあります。

「自分で歩きなさい!」
「荷物を自分で持ちなさい!」

彼らの気持ちを考えず、一方的にしつけをするのはどうなんだろう?

「ママは君のことも大切に思っているよ。」

甘えたい気持ちが満たされたこどもは、きっと自分で荷物を持って歩けるようになると信じて彼のカバンを持ち続けました。

******

あれから数年。

園のカバンを母親に持たせていた園児は

朝、ひとりで起きて、ひとりでしたくして、ランドセルを背負って歩く小学生になりました。

「荷物持とうか?」と、母親を気づかい荷物を持ってくれる、優しく頼もしい小学生になりました。

******

はたからみたら、こどもを甘やかしている過保護で駄目な親に見えるかもしれません。

でも、その親子それぞれに事情があったり、その子それぞれの発達の段階があります。

(もちろん、何も考えなしの単なる過保護はよくないと思います。 )

ぐずって母親に甘えている幼い子、その親を見かけたら、

「お母さんよくがんばってるね。」
「ぼく、わたし、よくがんばってるね。」

って、あたたかいまなざしで見守っていただけると嬉しいです。

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さおり

4児ハハのシンライ育児

「基本的信頼感」の考え方を大切に、4人の男の子を育てています。
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