こんばんは、つよぽんです。

昨日9月2日（土）21時からのサピオセクシャル部屋の報告です。
テーマは「生きる力ってなんだ？今夜はいきらずに小粋に語り合う」でした。

いまは2023年9月3日の20時55分。
21時からＴＢＳテレビでドラマ「VIVANT」が始まる。
このドラマ、かなり面白くて、僕のイチオシです。
という訳で、ほんとうは今すぐ見たいのですが、「昨日のまとめを書いてしまおう」とパソコン画面に向かっている。
これを書き終えたら「VIVANT」を見ようと思う。
このようにいまの欲求を我慢して「やるべきことを先に片付ける」というのも大事な生きるチカラの一つだろう。

ちなみに、今回、「生きる力」と「生きるチカラ」をごちゃまぜに書いている。そこには大きな意図はありません。漢字の力も、カタカナのチカラも両方とも好きなので、両方とも登場させたかった、という感じです。

今回のテーマは相方よしひこさんがとある政治家の方と話した時に「いまの若者たちには逞しく生きて欲しい」という話があり、そこから「生きる上での逞しさ」について考えたそうだ。
それでサピオセクシャル部屋に来てくれるみなさんが「生きる力」についてどのように考えているのかを聞いてみたくなったことからこのテーマを提案してくれた。

今回、参加者のみなさんがそれぞれ自身の持つ「生きるチカラ」について語ってくれた。

たとえば、「面白がる力」「出る杭にならない力」「適応する力」などなど。

この中で「面白がる力」について少し調べてみた。
すると、こんなことがあった。
理解できないものと遭遇したら、まず「面白い」と言う。
面白がることで、どんどん感性が豊かになり、クリエイティブな力が鍛えられていく。
面白がる癖をつけると、「何でも面白くなる」

「面白がり力」と表現している人もいた。
それは、普段から色々なことに興味を持ち、面白いと思う力のこと。
たとえば、会話の中で「それってどういうこと？」と一歩踏み込んで質問してみるといい。

また、「面白がる」って楽しく生きるコツだと女優の故・樹木希林さんも言っています。
「おごらず、他人と比べず、面白がって、平気に生きればいい」
彼女の言葉は他人と自分を比べがちな僕の心に刺さります。

関西人は面白いか面白くないかを考えないそうです。
なんでも面白がる天才です。
こう言うのは著述家の中谷彰宏氏です。

この「面白がる」というチカラについては、たくさんの人たちが言及しています。
たとえば、所ジョージ、弘兼憲史、養老孟子、グラハム・ベルなどです。

「つらいときこそ自分を笑い飛ばせ」という言葉を紹介してくれた方もいました。
ユーモアで自分を笑い飛ばす、というのは『夜と霧』で有名な心理学者Ｖ・Ｅ・フランクルの考え方にもあります。
彼は「笑うことへの勇気」という言葉を残しています。
彼の開発した「逆説志向」では、ユーモアがポイントになります。
自分自身から距離をとる、ということです。
そうすると、絶望的な状況でも心は折れることなく、希望を見出すことができるとフランクルは言います。

また、さきほどの「自分を笑い飛ばす」という言葉を聞いて、チャップリンの名言「人生は近くで見れば悲劇でも、遠くから見れば喜劇である」を思い出しました。
それくらい自分のことを客観的に離れたところから見られるといいのでしょう。
これも、さきほどのフランクルの「自己距離化」とも繋がります。

大事ＭＡＮブラザーズバンドの名曲「それが大事」の歌詞を紹介してくれる方もいました。
負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くこと、
駄目になりそうな時、それが一番大事。
負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くこと、
涙見せてもいいよ、それを忘れなければ

この歌詞はすごく味わい深いと思います。
投げ出さないこと。
何かを始めて投げ出さないことってほんとうに難しい。
何かを続けるって難しいと思います。
また、自分を信じ抜くことで強く生きていける、という思いも伝わってきます。
最後まで自分の味方でいてくれるのは自分しかいない。
だから、自分を信じ抜くことが大事なのでしょう。

今回、みなさんとお話する中で、「今の自分にとって生きていく上で大事なこと（生きるチカラ）は何だろうか？」と考えてみました。
僕の場合は、「楽しむ力」だといったん定義しました。

正解かどうか分からなくてもいいから、「いったん定義してみる」という行為が一番大事なのではないでしょうか。

ぜひ皆さんも騙されたと思って、いまこの瞬間に目の前にある手帳でもメモ用紙でも何でもいいので「あなたにとって大事なこと」を書いてみて下さい。
実際に手を動かしてみること、メモすること、それが、一番大事～♪