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倶楽部サピオセクシャル日記108:Find your tribe!今夜はあなたの帰属先を一緒に探してみる

今日は大晦日。

昨日2023年12月30日のサピオセクシャル部屋のまとめをお送りしたいと思う。

タイトルはFind your tribe!今夜はあなたの帰属先を一緒に探してみる。

今回のタイトルは、先々週の会話で「find your tribe」という言葉が海外で注目されている、と参加者の方が紹介してくれて、「面白い表現だな、それ」とその場にいた複数の人たちが思ったことから始まった。

tribe(トライブ)とは「部族」。
すなわち自分の部族を見つけよう、という意味。
自分が気の合う仲間たちと出会えれば幸せになれるだろう。

自分が帰属したい部族を見つけるのが一般的だが、自分が新しい部族を作る方法もあるだろう。
サークルや団体を設立する、とかして。

考えたら私たちが毎週末に開いているサピオセクシャル部屋も一種の部族と言えるかもしれない。
 
部族との出会いには多分に偶然性が含まれる。
二年前、私がクラブハウスで開いた部屋によしひこさんが偶然来てくれた。

詳しく言えば、Facebookのライター、編集者グループに私が投稿したお誘いに「誰も来なかったら淋しいので冷やかしでもいいから覗きに来て下さい」と私が書いていたので、「可愛そうだから」という慈悲、慈愛の精神でよしひこさんが来てくれた。

それが縁となり、集まりは続き、とある参加者さんがサピオセクシャルという概念を教えてくれたことで、サピオセクシャル部屋というギリギリを攻めたネーミングの部屋が後日生まれた。

初回の集まりが楽しかったので、部屋の終わり間際、「来週もやりません?」と私がよしひこさんに声をかけ、そこからほぼ毎週末に部屋を開くようになった。

今回、「自分に合った居場所を探しているが、なかなかしっくりくる場が見つからない」と語る方がいた。

自分を偽る必要がなく、自分をそのままに表現でき、自分らしくいられる場(居場所)を一つでも見つけられると、人はずいぶんと生きやすくなるだろう。
息を大きく吸えたり、深呼吸だってできるだろう。

「世の中にはポジティブな場が多いが、自分はネガティブな場も好きで、不幸も好きだし、なんなら苦しんでいる自分も好きなんですよね」

そんなふうに彼は言った。

こういった気づきは、自分のトライブを探して対話しているうちに副産物的に訪れるものなのかもしれない。

彼には諦めることなく、どこかにそんな場があることを信じて探し続けてほしい。
なんなら、自分の理想の場を作ってみるのも面白いと思う。
この指とまれ、と人差し指を立てれば、誰かがやってくるだろう。
最初は誰も来ないかもしれないけど、指を立て続けていれば、あなたに共鳴する人は現れるでしょう。

また、心理学者のエリクソンが提唱する8つの発達段階のことを話してくれた方がいた。

乳児期(0〜1歳半)
幼児前期(1歳半~4歳)
幼児後期(4歳~6歳)
学童期(6歳~12歳)
青年期(12歳~20歳)
成人期(20〜40歳)
壮年期(40〜65歳)
老年期(65歳〜)

この発達段階の存在を知ってはいたが、次の段階に進むときに何か課題を残しながら次に移行する、というのは興味深いと感じた。

ちなみにエリクソンは、「自分が自分である」という感覚を意味する「アイデンティティ」という言葉の生みの親でもある。

アメリカ在住の方が、アメリカのお菓子Dove(ダブ)のチョコレートの包み紙に「your vive attracts your tribe」という言葉が印刷されている、と教えてくれた。

「あなたの振る舞いがあなたを作っている」
そんな意味だろう。
意訳すると「類は友を呼ぶ」になるのだろうか。

自分の過去も含めて「自分の人生は100点満点だ」と思うことから始めてみるといい、という意見も刺激的だった。

なるほど。そうか。
100点満点なのか。

人生は100点しかとれない。
これは面白い視点だ。

最後のほうで、それぞれのトライブ探しのゲームをした。
「◯◯さんはこういうドライブに所属してみるといいのではないか」
あくまで自分勝手な想像ではあるが、そんなことを相互に伝えあった。

私は2024年は「愛について語り合ったり、愛妻家のトライブに所属して、愛するということについて伝えること」をやってほしい、と言われた。

ということで、この文章を編集している1月13日のいま、乙武洋匡さんの『自分を愛する力』を読もうとしている。

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