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倶楽部サピオセクシャル日記100:勝つか負けるか甘やかすか、今夜は「自分」との付き合い方を語り合ってみる

こんばんは、つよぽんです。
昨日(2023年11月4日)のサピオセクシャル部屋の報告をしていこう。

テーマは、勝つか負けるか甘やかすか、今夜は「自分」との付き合い方を語り合ってみる。

このテーマを聞いてまず考えたのは、「他者との付き合い方」と、「自分との付き合い方」の二つだ。
むかしの僕は「他者との付き合い方」に関心を持っていた。
しかし、いまは「自分自身との付き合い方」のほうに自分の関心はシフトしてきている気がする。
それこそ、自分の考え方のクセを知ろうと努力しているし、どうしてそのように考えるのかのルーツを解き明かそうとしたりする。

他者との関係はやめることが出来るけれど、自分との付き合いは一生続く。
だから、僕は自分を味方につけたいし、自分の味方になりたいと思っている。

世の中の自分以外のすべての人が敵になったとしても自分だけは自分の味方でいたい。
そんなことを思っている。
自分に興味を持つことは、自分自身を最大の味方にするチャンス、という考え方がある。
だから、僕はよしひこさんに言われるが「自分マニア」なのかもしれない。

僕はこうしてまとめ報告の文章を書く機会を隔週で自分に作っている。
それは部屋に来られなかった人にどんなやり取りがあったのかを伝えたいということ、そして、参加した人に読んでもらって、「ああそういうことを自分たちは語り合っていたのか」と客観的に自分たちの会話を眺める機会を作りたいということ、そして、そうすることで理解をさらに深めたてもらいたい、という目的がある。

このまとめ文章を書く、という行動は自分にとって意外とメリットがあって、それは自分に「一人インタビュー」をする機会が作れる、ということである。
「あなたはどう捉えるの?」
「あなたはどう思うの?」
こういった質問を自分に投げかけることが、文章を書く時には要求されるからだ。

それは「自分マニア」の自分にとっては大きな報酬になっている、と自覚している。

また、今回の対話の中で僕が何度も語ったのが「セルフ・コンパッション」という概念だ。
これは、自分の愛する人とか、親友とかに語り掛けるように自分にも語り掛けよう、というもの。
傷ついた親友にあなたはどんな声をかけるだろうか?

おそらく、「頑張ったね。今回は負けちゃったけど、充分にあなたは努力したと思うよ」
とか
「あんなことがあったら傷ついて当たり前だよ。いまはしばらく休んでもいいんじゃないかな」
そんな慈しみの声をかけるのではないだろうか。
セルフ・コンパッションは自分自身への慈しみの心のこと。
仏教の慈悲の心と関係しているらしい。
ちょうど昨日、『セルフ・コンパッション』という本を読み始めたところなので、今後、詳しく学んでいこうとしているところ。

また、今回は最後のほうで「タブー」について僕は語った。
僕にとってその「タブー」を語ることが必要だったのだろう。

自分の過去(20代の頃)の経験について語ることで過去の経験の記述を厚くしたかったのかもしれない。
この「経験の記述を厚くする」という表現については『ライフ・ストーリー・レビュー入門』という本に詳しく書かれているので興味のある方はそちらにあたってもらえたらと思う。

深夜3時半。
後ろ髪を引かれつつ、自分たちの翌日以降の体調のことを考えて、部屋を終わりにした。

こうして自分の過去について語ることを許すことも、自分との付き合い方の一つかもしれない。

いまの自分だけでなく、過去の自分、そして、未来の自分というのも計算に入れて自分と付き合ってあげてもいいのではないだろうか。

そんな自分語りをして、今回のまとめは終わりにしたいと思う。
ありがとうございました

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