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倶楽部サピオセクシャル日記60:今夜はサピオヒーリング 知性で自他を癒やすやり方を語ってみる

こんにちは、つよぽんです。

2023年1月14日のサピオセクシャル部屋の報告をしたいと思います。

昨夜のテーマは「今夜はサピオヒーリング 知性で自他を癒やすやり方を語ってみる」でした。

最初、相方よしひこさんと僕だけで話す時間が1時間近く続きました。
1時間を過ぎたあたりからぼちぼちと人が集まってきました。
やはり対話には複数人が必要だよね、という至極当たり前の事実に気づかせてもらえた時間でした。
人の存在に感謝する瞬間です。

今回、「知性」と「感性」を調べていたら、「悟性」という単語に何度も出会った、という話をしました。
ちなみに、「ごせい」とも「ごしょう」とも読むようです。 
「ごせい」と読んだ場合は哲学用語になり、
「ごしょう」と読んだ場合は、禅宗で人に備わっている「悟り」のことを表します。

『神は見返りを求める』という映画を紹介してくれた方がいました。
あらすじを聞いて、僕も観たくなりました。
映画監督・山田太一氏は映画を通して敗北者の人生に光を当てるらしい。
光を当てる角度を変えることで、映画に登場する彼、彼女は光輝くのだろう。

また、誰かを励ますことで力をもらえる、という話が出た時、僕から「ヘルパーセラピー原則」のことを話させてもらった。
これは、フランク・リースマンが1965年に発表した理論で、この原則は「他者を援助することは、(結果的に)援助する人がもっとも援助を受けている」ことを意味しています。
人の役に立つことで人の成長に寄与できると癒やしになる、と言い替えてもいいだろう。

自分を癒やすと言っても単なる気分転換では解決にならない、と思う、感じる、という参加者さんがいらっしゃいました。
この感覚、すごく分かります。
とても共感しながらその感じ方をお聞きしました。
旅行に行ったりヨガをしたり五感に訴えかけて気分転換をしたところで、目の前のやらなければならないことは消えていないし、課題は課題のままそこに存在する。
そんな問題解決していないままに気分転換や気晴らしのみをしても仕方ないのではないか。
たしかにその通りで、課題解決と気分転換の両方が大切なようです。

ストレスを引き起こしている問題そのものを解決する問題解決に当たりつつ、疲れた気持ちをほぐすような活動をする、という両面からのアプローチが大事のようです。

自灯明(じとうみょう)についても話しました。
僕らは分からないところにいるから苦しいのだ。
灯りをつけていくことで苦しさから解放されていく。
自灯明とは、自分自身を頼りとして生きていきなさい、という意味の禅の言葉である。

自分自身を灯火として、先の見えない暗闇のような人生を歩いていきなさい。
ふいに停電した夜に灯すロウソクの明かりのように、頼るものが何もない場所でも、自分を頼りとすることで自分自身が明かりとなり暗闇を照らすことができるように。

灯りを探し求めるよりも自分が暗闇を照らす存在になることが自灯明の意味。
この言葉について考えるとき、一隅を照らす人になる、という最澄の話も思い出します。
これは、自分が置かれた場で自らがやれることをやり輝くことで周囲の人も輝く、ということです。

サピオセクシャル部屋でみなさんと話していると色々な刺激を受けます。
ありがたいことです。
参加者さんたちの知性によって少なくとも僕は癒やしてもらっています。

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