した

8/4@京都GROWLY
「こたにゃんのみなさんのおかげでした」を終えて。

SAPPYネタというよりは
こたにゃんネタですが
ぼくはSAPPYのこたにゃんなので
ここに記しておこうかなと思います。

ぼくはもともと
東京生まれ→(一瞬札幌暮らし)→宮城育ち→大学進学で東京カムバック→”人生の修行”などと銘打ち突然の京都上洛!!
という転々とした経歴を持ってて、とにかく3年間に京都に移り住んだわけです。

その人生の修行の根本道場として
京都GROWLYというライブハウスがあったわけです。
ここを拠点に、ぼくが音楽の世界で何ができるのか考えて動いてみようということ。

そしてもうひとつの拠点にあったのがSAPPY。
3年前のSAPPYへの加入。
縁あって出会ったこの厄介者だらけのバンドが、ぼくを関西の第一線たるミュージックシーンに誘ってくれました。

東京在住時より比にならないほど、
毎日が音楽に満ちていて、
発信のチャンスに満ちていて、

食べても食べても食べ切れないほどの
ご馳走にあふれた豪華な食卓のような
音楽生活を3年間続けて来れました。

京都最後の日は比叡山で過ごしました。
悟りの地。

4年前は実は何度も
京都への弾丸ひとり旅を敢行しており

よくある、京都への漠然としたロマンに他ならないものだったけど
あまりに憧れがやまないので

ちょくちょく足を運ぶのではなく
この景色の中で毎日呼吸をしてみたい

思ったのね。

ちなみに今回は通ってた大学に復学するために東京帰るわけだけど、
4年前のその時は
「京都の大学に再入学する」
という案がまぁまぁ濃厚で
実は同志社の入学センターに2回ほど相談に行ってたりもしました。
しみずの後輩になってたかと思うとゾッとするよね。


そして今、3年経って、
自分の人間としての成長は言うまでもなく、価値観や野望、知識や経験も、何倍にも大きく強くなれたことが我ながら手に取るように分かります。

京都という街のおかげ、これは絶対にある。
まあでも結局、それをきっかけにして自分のやる気スイッチが入ったから3年間である程度納得いくレベルまで成長できたんだとは思います。

レベルあげたいなら環境を変えるのは常套手段であり適策だと思う。
国内での移住ならそんなに無茶じゃないから大丈夫やって。


そして

これ。

”セルフ送別会”というのは
3年前にもやった。
当時の職場・大塚Deepaで
たくさんの仲間のアーティストに出演してもらった。20組くらい。


でも今回はプロセスも狙いも全然違うので、
あとから以前のパッケージを再利用しただけ、って感じです。

とにかくとにかく、
東京行きが決まったならば、

最後の晩餐に一緒に過ごしたいのは
最後の晩餐に聴かせて欲しいのは

こんなぼくと最も親密に過ごしてくれた仲間。その仲間の音楽。これしかない、迷わず思えた。
この3組と共に過ごせる夜を最後に作ろう、というのがとにかく全てです。


京都に来てほどなくして初めてバンドマンの友達ができた、やたらチャラそうでヘラヘラしたこいつは知り合った時「もうすぐバンド名を改名してこれから頑張るねん!」と意気込んでいた。
改名前のそのバンドのライブを見て、これからの未来を予想して死ぬほどワクワクした。3年前の初夏。
変てこでデコボコなその3人組と、同じ目線と足並みで、すいも甘いも、喜びも、辛さも、共にしてきた自負がある。
改名後の名前は、ミスタニスタ。2015年9月1日、初ライブの梅田シャングリラはパンパン。そこで発表されたミスタニスタ初めての京都GROWLYは”拝啓、洛中より。vol.2”。
東京に1週間武者修行ツアーに行ったり、百万遍で遊んだり、活休のことを相談したり、たくさん一緒に過ごしたね。もう1日、活休してるかもしれんけど、過ごしたい日があるとわがまま言っても良いんじゃないかと、勝手ながらも思ったわけです。


↑のボーカルが、まだ知り合って浅い3年前の初夏、弾き語りでとあるワンマンライブのO.A.を務める日がある、とのことでチェックしたら、そのワンマンのメインアクトがたまたまGROWLYに出る。見る。その歌は、すごくて、京都に来た理由もうこれで決まりだな、この歌に出会うために来たんだな、と思った。
そのワンマンも行った。それからのライブも極力行き続けた。
この頃の思い出は今でも夢のようで、今でもよく思い返す。
みつきゃすたー、you,any、これらは少しだけ違う。おれはみつきゃすたーが本当に好きで、みつきゃすたーが信じる2人、森脇、谷口のことも大好き。だから、オファーするのはyou,anyだ。


ふけ、のりおとももちろん仲良いんだけど、やはり最後の送別会の日にしみず抜きというのは考えられなかった。
思わずmcでも名前だして紹介しちゃって後から思い返すとだいぶこっ恥ずかしいけど、、
しみずのナチュラルさとか純粋さ(人によっては天然と呼ぶけど)、音楽への真摯さと貪欲さ、それでいて程よいポンコツ感が相まって、隣で応援したいなぁと思える存在になってくれた。
ケツを叩く意味でも、この日の幕開けはYOOKsで決まりだなと思っていました。




活休中というミスタニスタの事情もあったし
ぼくは自分の人徳がどこまで通用するのか試してみたかったりもしたので
「内容は言わないけどぼくを信じて是非遊びに来て!」の一点張りで告知しようと決めました。
ただあまりにも謎イベすぎるし、僭越ながらSAPPYも加わらせてもらった方がぼくも音楽で感謝を伝えられたら嬉しいから、SAPPYを追加。

GROWLYでの遊び方はかなり熟知できていて、foodやDJ、CD屋を続々オファーし、その頃札幌に行って感動したからサッポロクラシックも追加。

ここでコンテンツは出揃ったと思ったのだけど、告知しながら徐々に当日のイメージが出来てきて、
「あ、この日どうしてもみんなと一緒にカンジャの歌が聴きてえ」
と思い、asayake no atoを特別枠でオファー。
そして、たかし復活の兆し。これは予想外の追加だったけど、自分もその未知数さにワクワクできたしある意味一番嬉しかったかもしれない。


イベントは本当に最高で、なにが最高だったかって、「こたにゃんのお別れ」というマターに依存しない独立したドラマや感動がたくさん生まれていたなぁと思う。

送別会という大義名分も、ぼくがイベントを組み始めた時のきっかけとしてそこにあればもうオッケーで、あとはコンテンツの力と集まった人×人の化学反応で楽しさが倍テンしてゆく。

絶対に再現不可能な、この日だけの最高の感動が生まれました。
これこそ究極のエンターテイメント、人生を切り売りして作られる刹那に溢れた”ライブ”そのもの。

これはぼくが3年間続けてきたあらゆることを踏まえて、東京に行く前にどうしても欲しいものでした。
みんな思い思いに楽しんでくれて、本当にありがとう。

ウエムラかっこよかったな。


これからは
目に見えて明らかなステップアップを目指します。
闘うフィールドのランクを上げたい。

音楽を演奏して、
イベントを作って、
より良くしていこう!
というだけの存在には留まらないぞ、と。

より大きく、広く、大胆に、マスに作用するような存在を目指す。

それでいて、
これまでと同じように、
なんならこれまで以上に、
仲間とはいつまでも近い距離で関係を続けてゆきたいです。
8/4来てくれたみんなはもちろん、声をかけてくれた人、これから知ってくれる人も、どんな人とも。


これからのことは今後ゆっくり脳内を紐解いて、行動してゆこうと思います。
とにかく8/4のことを書いておきたかった!
本当に、何もかも、みなさんのおかげでした。
これからもよろしくお願いします!!!

◆こたにゃん関西来るライブスケジュール
8/18@京都GROWLY
(8/20 秒針@pangea)
8/21@pangea
MV撮影とかもあるよ!

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