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北海道旅行記 -電車編-

あいと午後休を取って北海道旅行に行く。
まず電車で茨城の大洗まで向かい、フェリーに17時間乗って苫小牧へ向かう。
今日は「旅行だからね」でお財布の紐が緩む日。
なので早速グリーン車に乗り水戸へ向かうことにした。グリーン車なんて乗ることがないからどうやって乗る??とか焦りながら相談してなんとか乗車に成功した。グリーン車の中は他の車両と別世界で人は3人ほどしか乗っていなくてとにかく静かだった。すごく気分が良かった。
電車で何駅も通るうちにグリーン車は貸切になったので、あいがでっかい声で話していた。私は窓の外をじっと眺めるのが好きなので田舎の風景に癒されていたけど、東京出身のあいは隣で「こんな田舎にも住んでる人がいるのかあ」と失礼なことを言っていた。はい、そんな田舎に住んでましたがなにか?

そうこうしてるうちに水戸につき、未開の駅に降り立った!なんだかすでに旅行って感じ!この後フェリーに乗るのでお酒とおつまみを大量に買い、そのあとさらに成城石井で1400円もする生ハムとトリュフ味の高級ポテチを買った。散財のしすぎに私はドキリとしたけど「旅行だからね〜」とあいは言った。結局買ったのはカニカマ、さけるチーズ、めんたいポテサラ、魚を干したやつ、高級生ハム、高級ポテチ、お弁当二つ、大量の缶ビールだった。食べ切れるのか?この量。

水戸から大洗までローカル線に乗って15分ほどだった。普段東京ではビルに遮られて見えなかった夕方のグラデーションの空と遠くの山がすごく綺麗だった。求めてたのはこれだなー。

大洗に着いた。改札ではICカードが使えないので現金で330円を払った。ちなみに水戸駅ではなぜかICカードをタッチして乗ったので、私たちのICカードはロックされているらしい。駅員のおじさんに「どこかのJRの駅でこれを見せてください。」と言われて事情を書いた紙を渡された。2人ともアナログすぎるやろ!と笑ってしまった。大洗の駅には銅像が立っていて、なぜかBBOYな服を着せられていた。
大洗に着いてからフェリーターミナルまで1.4キロメートル。重たい荷物を持ちながら、早歩きで向かった。あいは音が苦手だからと言ってスーツケースを私に持つように言ってきた。本当は気を使わせないようにそう言ってるだけで、もっと重いビニール袋を持ってくれてるの知ってるよ。私は極力音を鳴らさないようにスーツケースを引きながら歩いた。

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