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【シリコンバレーツアー4日目/職場のおける“多様性”って?】

【シリコンバレーツアー4日目/職場のおける“多様性”って?】

シリコンバレーツアー4日目はまず世界で最も有名な企業の一つ、Google本社の見学へ行きました!!

会社内に滑り台があったり(社員が眠たい時、エレベーターが混んでる時に使うそう。笑)、ゲームがあったり、無料で飲食できるカフェが何十個もありました!

面白い電話ボックスがあったり☎️

これは人の表情を読み取るお花🌼🌸
笑顔になれば暖色系の色に、悲しい顔をしたら青に。

施設はもちろん充実してましたが、一番驚いたのはセクハラやパワハラ防止するハラスメント対策がとってもユニークだったことです!

詳しくはこちらの記事を読んでください。

この次にGenesisは#metoo イベントに参加してきました!
スタンフォード大学のジェンダー研究機関(Clayman Institute)のディレクターLori N. Mackenzieさんが「インクルーシブな雇用環境を作るためには」という題で、講義をしてくれました。

最近日本でも”多様性(ダイバーシティ)”や“インクルージョン”という言葉を聞くことが多いのではないでしょうか。

ところで、”多様性”とは一体なんなのでしょう?

辞書によれば、「いろいろな種類や傾向のものがあること。変化に富むこと。」という定義。

“職場における多様性”とは、「いろいろな種類や傾向を持つ者が職場にいて、それらの違いに価値をおくこと。」(スタンフォード大学のジェンダー研究機関より)

つまり、性別、人種、出身地、性的指向、年齢など違う人が同じコミュニティに存在すること。

実際、その”多様性”はどんな効果をもたらすのでしょうか?

ある実験で、性別、人種、出身地、性的指向、年齢などが同じグループと違うグループを2つ用意して、グループワークをさせました。

そうすると、以下の結果が出ました!

やはり、グループワークを完成させるのに「多様性のある」グループは「多様性のない」グループよりも長い時間がかかりました。

しかしながら、「多様性のある」グループは「多様性のない」グループよりも事実上の間違いが少なく、不足しているデータを発見する確率が高かったのです。

それでは、実際に社会が”多様性”に価値を置いているのでしょうか?

ある実験で人種(白人と黒人)以外は全く同じ書類を2つ用意しました。
そうすると、黒人の書類は白人の書類よりも3倍添削されている箇所が多く、2倍の間違いが発見されたのです。

内容が全く同じで、人種が違うだけでこんなに対応が違うなんて悲しい。。

またとある実験では、経歴が全く同じで性別(男性・女性)がわかるような名前を用いた履歴書を2つ用意し、何百個の会社に提出したところ、男の人は72%の確率で面接のオファーの電話がかかってきたのに対して、女性はたったの44%でした。

性別の違いだけでこんなに違いがあるとは!

このような偏見は才能を正確にはかることを妨げます。

また、固定概念は情報を正確に読み取ることを妨げます。

これらの実験結果を見たときほんとにビックリしました〜。
でも、自身も無意識に人を選んだり、下に見たり、こういう人だって決めつけてることに気付きました。
特に重要ごとを決めるときは、常に基準やルールに戻って、独断と偏見には意識して避けたいです。

そして夜は私たちの多くが愛用するiPhoneを作っているApple本社で働いているエンジニアの丸井さんとお会いしました!

IT企業って男性が多いイメージですが、丸井さんの上司も女性。上司の上司も女性。上司の上司の上司も女性らしい。

日本のIT企業でも、管理職にも女性が増やしたいです!

丸井さんからはすごく技術的な側面のアドバイスをいただきました。またよろしくお願いいたします!

以上、Genesisのシリコンバレーツアー4日目のブログでした〜。

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