人形クッキーを食べながら考える~ジェンダーとセクシャリティ~

こんにちは!新しい性の常識を創るGenesis(ジェネシス)のさらです!

みなさん、クリスマスの時期にスーパーや映画でこのようなクッキーを見たことがありますか?
これ、なんていう名前のクッキーか知っていますかー?

そう、ジンジャーブレッドマン(Gingerbread Man)です。
アメリカでクリスマスの時期なると、色んなところでよく見かけるお方です。

今日はそのジンジャーブレッドマンが、『Genderbread Man(ジェンダーブレッドマン)』に変身して、「ジェンダーとはなにか?」、「性とはなにか?」について教えてくれます。
このジェンダーブレッドマンはよくアメリカの性教育でジェンダーについて勉強する時に使われる資料です。(これなら可愛いし、日本の性教育でも使えそう!って個人的に思います。笑)

「ジェンダー」って何か知っていますか?
私は、「『性別』の英語訳」だと単細胞のように考えていましたが、このジェンダーブレッドマンと出会って、ジェンダーという言葉がひとつの概念だけではなく、いくつもの要素に分解できる概念だということを学びました。

そもそもジェンダーとは、生物学上の性とは違い、社会的に作られた性(「男らしさ」、「女らしさ」)のことです。

このジェンダーブレッドの作成者であるサム・キラーマン(Sam Killerman)さんは前提として、
【ジェンダーアイデンティティ≠ジェンダー的表現≠身体的性≠性的指向】
;上記4つの要素はそれぞれに自立していて、つながってないことを強調しています。

では、今から一つ一つの概念をみていきましょう。

まずは、「ジェンダーアイデンティ(Gender Identity)」。

左には、「女」。右には、「男」。そして真ん中には、「ジェンダークイア」、「女にも男にも当てはまらない、流動的な人」。

「ジェンダーアイデンティティ」とは、頭で自分の性をどう捉えているかということ。

『自分って女っぽい?男っぽい?』

私は周りにいる人や何をしているかで女っぽさと男っぽさの度合いが変わるタイプの人間です。(このジェンダーブレッドマンの「ジェンダーアイデンティティ」に当てはめるなら、「ジェンダークイア」に当てはまるのかな。)
スポーツをしてる時はやたらと「俺についてこい!!!!勝ちにいくぞ!!」って感じで男性ホルモンが叫んでいるように思いますが、赤ちゃんや子どもと遊んでいる時は母性本能が溢れ出しているように思います。

だいたい3歳の時にホルモン、環境、性器により自身の性的な人格は築きあげられて、それ以降はなかなか変えることは難しいことが研究で示されているようです。

二つ目に、「ジェンダー表現(Gender Expression)」。

左には、「女っぽさ」。右には、「男っぽさ」。そして、真ん中には、「自分を表現する時に曖昧、もしくは男女の要素が混合している人」。

ジェンダー表現とは、あなた自身が意識的、もしくは無意識的に行動し、服を着て、考え、人と接す中でどう性を表すかのことです。

これは日によって、服によって、また誰と交わるかによって、場面によって変化するものです。

三つ目に、「生物学上の性(Biological Sex)」。

左には、「女」。右には、「男」。そして真ん中には、「間性(インターセックス)」。

生物学上の性とは、性的器官、ホルモン、染色体で決まります。女性には、ワギナ、子宮、XX染色体、エストロゲンホルモンがあり、男性には、睾丸、ペニス、XY染色体、テストステロンホルモンが存在します。間性(インターセックス)とは、前述した内容が入り混じった状態にある人のことです。

Intersex Society of North Americaによれば、1666人に1人が間性(インターセックス)だそうです。意外と多いことにびっくりしました!!人によって現れ方が違うため、気づきにくいこともあるそうです。

最後に、「性的指向(Sexual Orientation)」。

左には、「異性愛(ヘテロセクシャル)」。右には、「同性愛(ホモセクシャル)」。そして真ん中には、「両性愛(バイセクシャル)」。

性的指向とは、あなた自身が身体的、かつ心理的に誰に惹かれるかを表すものです。

わかりやすい例をいうと、あなた自身が男性で、女性が好きであるならば、「異性愛者(ヘテロセクシャル)」。
あなた自身が男性で、男性が好きであるならば、「同性愛者(ホモセクシャル)」。
あなた自身が男性で、男性と女性の両方が好きであるならば、「両性愛者(バイセクシャル)」。
(ここには載ってないのですが、ほかに何十個も性的指向は存在します!)

このように4つの要素が独立して存在し、私たちを構成しています。

では、芸能人で例をみてみましょう!

1人目は新米パパの「りゅうちぇる」。

今までのメディアの情報から判断すると、彼はジェンダーアイデンティティと生物学上の性は男性で、性的指向は異性愛なので女性が好きです。しかし、ジェンダー表現は「女性らしい」です。

2人目はみなさんご存知の「マツコ・デラックス」さん。

マツコさんはジェンダーアイデンティティとジェンダー表現は女性で、生物学上の性は男性。そして性的指向は同性愛です。

二人のケースどちらもすべての要素が一致しているとは限りません。

みなさん、今回このジェンダーブレッドマンから「ジェンダーとは?」、また「性とは?」をなんとなくつかむことができましたでしょうか?

自分、家族や友達のジェンダーについて理解するにあたって、また教育の一環としてこのジェンダーブレッドマンが助けになることを今後も期待しています!!

参考資料:https://www.genderbread.org

#ジェンダー#gender#セックス#sex#セクシャリティ#sexuality#ジェンダークッキー#genderbreadcookie#genderbreadman#性を自由に#自然な性#ジェネシス#genesis#性は多様#性の常識を創る#diversity#性教育#sexed#instalike#性を語る人と繋がりたい#性#大学生#高校生#恋愛


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

11
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。