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ハローワークの相談窓口へ行ったときにイラっとした出来事

前回は転職活動について書きました。

上の会社に応募するときに必要な書類の中に「ハローワークの紹介状」があったので、休みの日にハローワークに行くことにしました。

実は紹介状をもらうのが初めて。

受付の人に取得の方法を聞いたところ「紹介状は求職相談の窓口にてお渡ししています」と言われました。

受付番号をもらって20分ほどで呼ばれました。

わたしの担当は30代後半から40代くらいの女性で、パッと見た印象としてはサバサバ系です。

相談員「応募したい求人があるとお聞きしました。どのような求人でしょうか」

わたし「(ネットの求人票を見せながら)ここの会社に応募しようと思っています」

相談員「ちなみに現在お仕事をされていますか」

わたし「はい、現在は広告出版の会社でアルバイトをしています。今の仕事内容に近い正社員の求人があったので、応募してみようと思いました」

相談員「分かりました。それでは求人の内容を確認していきましょう」

といった流れで、相談員の方と仕事内容や待遇などについて確認していきました。

そして最後に相談したいと思っていたことがあったので、聞いてみることにしました。

まずは給与面のことについて。

わたし「試用期間中の給与が時給制なんですけど、金額の交渉などは面接のときにしてもいいのでしょうか」

相談員「給与については自分から聞くのはあまりおすすめできないので、先方から話が出たら聞いてみるのがいいと思います」

わたし「分かりました、そしたら話が出たときに聞いてみます」

ここまでは『まあ、そうだよね』って思ったのでそこまで気にならず。

さらにもう一つ、気になっていた産休育休のことも聞いてみました。

わたし「求人票には産休・育休制度がないと書いてあるのですが、面接のときに詳しく聞いてみてもいいものでしょうか」

ここで少し間が空いてから、

相談員「これについても自分から聞くよりは、先方から話が出たときに聞いてみるのがいいのではないでしょうか。あまりこちらの要望を押し付けるのも良くないと思います」

さらに下のようなことを言われました。
「そしたら最初から産休育休制度があるところを受けるのがいいかと」

ここで私は、「はい!?」と思いました。

給与については分かります。面接の場で給与面のことを話しすぎるのは良くないって聞いたこともあるので。

ただ産休・育休制度については、男性が多い職場だから今までなかっただけで今後は導入する可能性もあります。

だから面接のときに、確認の意味で聞いておくべきではないのかな、と。

「最初から産休育休がある会社を受けるのがいい」と言われても、交渉の余地のありそうなら受けるのを諦める必要はないんじゃないかな。

相談員の言葉に若干イラッとしましたが、ひとまず「そうですね」だけで終わりにしました。


そして数日後の面接。

採用担当の方と求人票を見ながら内容を確認したあと、「質問はありますか」と聞かれました。

一瞬、相談員に言われた言葉を思い出しましたが、ここは思い切って産休育休制度について聞いてみました。

すると、
「男性ばかりの職場だったので今まで制度としてはありませんでした。でも今年から育休を取る方もいますし、今後は積極的に取り入れていきたいと思っています」とのことでした。

詳しく聞いてみると、昨年になって社長が変わったばかりで色々なことを改革している最中のようです。

「取りたい時はぜひ相談をしてください」、と言ってくれました。

相談員の方には「自分から言わないほうがいい」と言われていましたが、個人的にはスッキリしたし聞いてよかったなと思います。

入社してから『面接のときにちゃんと聞いておけばよかった……。」ってなるのも嫌ですもんね。

先に不明点を聞いておいたおかげで、納得してから入社できそうです。

助言を聞いて実行することも大事だけど、自分の気持ちに素直になることも大事だと学んだ出来事でした*


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