20230206 春の風が吹いている

春休みが始まった瞬間から気絶していたため空いてしまった。長期休みは毎度毎度こうなってしまう。期末期間の怒涛の忙しさから春休みのなにもやることがない弛緩状態へのコントラストが強すぎて温泉宿でぶっ倒れる人みたいになってしまう。あれよ、急に強制的にリラックスさせられると逆に人体に悪いっていうやつよ。休みと忙しさの交互浴…(それは日常生活がもうそうだろ)自分、絶対にサウナとか向いてないんだろうなという感じがする、血行が普段から怪しいから…逆にいいのかな…サウナが流行っていることに対してかなり懐疑的だ。自分の好きなミュージシャンとかライターはとかくサウナが好きなおじさんが多いけど、正直血管にめちゃくちゃ悪そうだからやめてくれと思っている。サウナが健康に悪いということに対しての情報強度はそんなに高くないってマジ?絶対いいわけなくない?水道水レベルの冷水にいきなりつかることが健康的に良しとされているおじさん業界って何???頼むからもうちょっと自分をいたわる方向での健康法にシフトしてほしい、私の好きなおじさんたち…

男と女のセルフケアの違いについて書いてある記事を前呼んですごくおもしろかったのを思い出した。男のセルフケア(スキンケアにしろ、健康法にしろ)は目的がないとやらないみたいなことを書いてあった気がする。例えば「肌を整えてビジネスでの印象UP!」みたいな…あとはもう苦行というか、自分を追い込むことがケアになると思っているみたいな…逆に女性はスキンケアとかマッサージとか自分をケアすることそれ自体が目的であるみたいな…そういう内容だったと思う。もちろんこれが当てはまらない人もいるだろうけど、50代の父親にその記事の話をしたら本当に女性的なメイクは自分を喜ばせるためにあるみたいな話をまったく飲み込んでいない感じだったので、一理あるのかなという気もしている。確かに自分の顔にいろいろ塗っているときって別に仕上がりをよくしようとか、それで誰かに好印象を持たれたいという目的が、あるときもあるけど、自分一人で一歩も外に出ない日でもメイクしてるときあるな。割と自分の顔を見るのが好きなのかもしれない、自分は広義で言えば、自分が好きなんだろうと思う

そうじゃなきゃこういう自分の集積みたいな文章を書こうと思ったりしない。自分が今思っていることに将来的に(自分にとって)価値があるということだとわかっているから書いているんだと思う。自己肯定感みたいな話じゃなくて、自分の興味関心が自分をどうコントロールして、どう感じるかということにしか興味があまりないってことなんじゃないか…自分のためのメイクとか日記とか、形は違うけど幼少期の一人遊びとかイマジナリーフレンドとかそういう方向での「自分だけいればいい」の延長だなと思う。

ここ最近リリィ・シュシュのアルバムをずっと聴いている。これはジャンルを何と言えばいいのかよくわからない。インディーロックでいいのかな。Snail MailとかMitskiのアルバムを最近聴いていたんだけどその文脈で聴いているともっと海外に聴かれてしかるべきでは!?という気持ちになってくる。でも海外の人ってリリィシュシュ好きだよね。「本当のエーテルはリリィにしか存在しない」の英語版プレイリストあったもの…こんなに聴いているのに映画を見たことがない。アマプラに入りなおしたので夜中に見て鬱になろうと思います。岩井俊二って意外と全然見たことないな、リップヴァンウィンクルの花嫁の小説版だけ読んだことあるくらい。
飛べない翼がすごい好きだな…これすごい和泉咲の概念っぽいというか…呼吸のアルバム全体がかなりネヴァジスタっぽい雰囲気がある気がする(←私がゴシック系ノスタルジ青春鬱ジャンルをネヴァしか知らないだけな気がする)このアルバム、オーケストレーションが特殊な感じというかいい意味でオケが薄い感じがする…コーラスワークとシンセの音はすごい不思議なハーモニーで好きだ。闇落ちしたセカオワみたいな感じ…音楽的語彙が少なすぎる…いやこれがサントラというかキーになる映画怖すぎ!!!!!絶対暗いじゃん!!!ちなみにYEN TOWN BANDもすごい好きなのにスワロウテイルは見たことない。春休みに見よ~~~~

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