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じぶんの「得意」を認める方法

「得意なことはなんですか?」と聞かれると、
反射的に「えっ何もないです…そんな得意だって言えることなんて…」
と答えたくなります。

誰にでも得意なことはあるはずなのに、自己肯定感が低かったり自分に自信がなかったりして
「世界で1番じゃないから得意なんて言えない」
「このくらい誰でもできて当たり前」みたいに思って、認められないんです。
ましてや、ひと様に「◯◯が得意です」て宣言するなんて!
という心境なわけですね。

でも、ほんとのほんとのほんとーーーーぅの本心では
これとこれとこれは割と得意かなーなんて思いが、あります。

ただ、認められない。
それを公言してもバカにされないかが分からない。
だから、言えない。

そういう感じだと、思うのです。

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最近、コルクラボというオンラインサロンに入りました。
新しく入ったメンバーの最初の活動は、
グループ共通の課題に取り組み、定例会で発表する、というものです。

発表のためにオフライン・オンラインでミーティングをし、アイディアを出し合いました。
その中で、2つ気付いたことがあるんです。

①それぞれ、活躍する領域が違う
②私の不得意は、他人から見た得意

①について。
当たり前の話かもしれませんが、1つのテーマに向かって少人数でミーティングを進めるうちに
はっきりこれが理解できました。

頼まれたものを素早く実行するのが好きな人
アイディアの穴に気付いて指摘してくれる人
順を追ってまとめるのが好きな人  などなどなどなど。

みんな違うし、それを組み合わせるから新しいアイディアが出るし
「これできるよ」を集めると発表物が出来上がっていく。
不思議ー!

会社だと、部署や役職に縛られて、個人の「これできるよ」が見えづらかったりするのですが
本当はこういう本質を見たらいいんだなと気付いたんです。

そして②について。
ミーティングを通して「言語化がうまい」てきな言葉を何度もメンバーからかけてもらいました。
ですが、言語化は私の中で「得意だと言ってはいけない」項目に入っているんです。

抽象化して共通項や定義を探して、できたイメージを話している
という認識なので、具体性も言語性も低いと感じているんですね。

課題に取り組む中で、わかりやすい、新しい言葉がでてきた、説明がうまい、など言ってもらううち
私が私に求めている埋めるべき不足と、人から見た役立つ点や(いい意味での)マイナーな点は
ベクトルも階層も違うものなんだという実感が出てきました。

抽象化と仕組み化は得意だけど、抽象化したものは言葉として中身が薄いという私の評価は
外に出してみたら、理解しやすくて新しいアイディアの生まれる素になりうるものになっていました。

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さて。
①と②をあわせてどう活かすか?と考えると
まず、②を使って、「人から見た私の得意」を受け止めることができると思います。
その時、「いやいや、他人のお世辞なんて真に受けられますか…!?」という自分が出てきたら
素敵ポイントは見る人によって「ベクトルと階層が違う」んだと思い出してください♪
違う視点から見た「素敵」は、本当に素敵かもしれないから、否定せず一回、受け止めてみるんです。

そういう自分の封印してきた「得意」をたくさん知っていつつ、素直に自分の言葉を出していけると
集団の中で①のように、得意を活かした役目が回ってくると思います。
そして、誰かから見たら、今この場面では「得意」になりうることがいくつもあると自分が気付いていると
実際に周りに貢献できた時に、より自分を信じるきっかけになります。

それはつまり、自分を受容し、肯定していく1つの行程だと、思うんです(o^^o)

#note #コラム #自己肯定感 #得意 #貢献実感 #コルクラボnote部

読んでくださりありがとうございます☆サポートで美味しいコーヒーショップのミルクティを飲んで、またよい記事が書けるようにお勉強します!