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プレゼンで堂々と魅せる、たった2つのヒント

前回のプレゼンで、自分が何回「えー」「あー」と言ったか、覚えていますか?


会社の偉い方々が一斉にプレゼンをしている場に出席しました。
ちゃんと聞かないといけない偉い人のありがたいお話…
でも頭に全然話が入ってきません…

なぜでしょう??

プレゼンの中で「えー」「あー」が連発されているから。
 全体の1/3くらいの時間が謎の「えー」に占められています。

一文の中に何度も意味のない音が含まれる弊害は
・伝えたかった内容が薄まる
・本心から話しているように聞こえない
・自信がなく聞こえる
・不慣れに感じられる
・焦って聞こえる

などいくつもあります。

逆にこの「えー」「あー」が減るだけで格段にプレゼンが素敵に、生き生きとしてきます

この「えー」「あー」をなくし、堂々と、相手が聞き入ってくれるプレゼンをするために必要なことは、実は2つだけ。

・自分に時間をプレゼントする
・全て肯定形で考える

これだけです!
それでは早速みてみましょう。

①自分に時間をプレゼントする

プレゼンの際に「えー」「あー」を発する原因の大部分は
空白の時間に耐えられない心理にあります。
堂々と話す、というと、立て板に水のごとく流暢に言葉を発ているようなイメージが先行します。
また、注目される中でひとりで言葉を発していると、
音がしない=自分の声が出ていない時間が、たとえ短くても心細さや不安を生みます。

この2つが相まって、
空白の時間を作ってはいけない!ずっと言葉を発していないといけない!
といった潜在意識が働き、時間を埋めるための「えー」「あー」を発してしまうという仕組みです。

ところで、プレゼン中に言葉を選び、考えるための時間は、悪でしょうか?

試しに、お友達や家族と、相手にテーマを指定してもらって、それについてすぐ説明やプレゼンを始める、というゲームをしてみてください。
「バナナの魅力」でも「お気に入りのフレグランス」でも何でもOKです。

唐突なテーマで話す時、この先どんな展開にしようか、どの言葉を選ぼうか、と考える瞬間があると思います。
その時に「えー」や「えっと…」「うーん」などの代わりに
「1秒待ってみる」をするよう、意識して話してみて欲しいんです。

このゲーム後にお互いに感想を話すと、ちょっと間があるくらいの方が逆に堂々としてみえることに気付くはずです。

プレゼンの際に必要なのはひたすら声を途切れさせないことではありません。
むしろ、声を出さないで考える時間を自分にあげること
堂々と、自信を持って話しているように聞こえるコツなんです。

②全て肯定形で考える

「ピンクの象を思い浮かべないでください」

そう言われたら、頭に何が浮かびますか?
ピンク色の象のイメージが現れたはずです(笑

人の脳は否定形を処理できない仕組みになっています。
「○○しない」はその○○を実際にしてしまうようはたらくので
「プレゼンで間違ってはいけない」「焦ってはいけない」「途切れてはいけない」といったNG項目を作ると
すべからくNGをやってしまう
形になるんですね。

ということは、やるべきことは簡単です。
肯定の言葉に言い換えて準備しておけばいいだけ!

「プレゼンで伝えたい内容を話そう」
「丁寧に言葉を発しよう」
「ひとつひとつ、話を繋げよう」

肯定の仕方はバリエーションがたくさん作れると思います。
プレゼンで自分がどういたいのか、どんなことを伝えたいのかが、
この肯定への変換に大きく関わってくるので、
肯定形に置き換えることは目的を再認識するきっかけにも使えますよ☆

【最後にオマケ】

どんなに入念に準備をしても「想定外」は必ずあります。
この厄介な相手に思いもよらないタイミングで遭遇したとしても、
そのこと自体は「想定内」だということを最初に思い出しておくと、さらにスムーズにプレゼンに挑めると思います。

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