使う言葉で「未来」が分かる

自分の「未来」を占う、けっこう確実性の高い方法があります。
「今」の自分がどんな「言葉」を使って考え、話し、暮らしているかを知ることです。

どうして「今」なのか、それはどんな「言葉」なのか。

人は、どんなに客観的であろうとしても真実を見極めようとしても、
どこかで自分が見たいように、考え・記憶・状況なんかに意味をプラスしていっています。

分かり易い例が
学生時代にめちゃくちゃ辛くてもう本当に苦しくて二度とやりたくない!と思った部活のスパルタトレーニングが
年を取ってみると「いい思い出」「青春の美しい一コマ」に変わっている
というようなお話。

もしくは
ぞっこんだった彼氏が、しばらくしたら最低の男だな!てなるパターンかもしれません。

こういった話は「状況や環境が変わった」から「真実に気付いた」のでしょうか?
実際は違うんですね。

大嫌いなあの人が絶対的な悪人である理由←これを探してもらえれば分かります。
相手を嫌いになるために後付けで理由を探しているのが本当で、
大概の「嫌いな理由」は別の確度から見れば「悪」である本質的な理由になりません

思い出も、美化したい理由が自分にあるから「良いもの」だという意味づけをする必要があるし
自分が悲しんでいたいから「ひどいもの」の視点から自分に語ります。

ということは。
今考えていることを言語化した時に、その言葉の選び方は、未来の自分を「こう見たい」という意図の表れではないでしょうか。

「考える」は基本的に未来に向かっている動きなので
その解釈・意味づけにどういう言葉を使っているかが、自分の未来を大きく変えていきます。
考えていることを実行しながら生きていて、その考えがプラス思考で構成されているのかマイナス思考で構成されているか
未来が変わるのは当たり前ですよね♪

だから、自分が普段考えていること・話している内容が、攻撃的だったり悲観的な言葉のチョイスだったら、
実は自分の世界をそうしたいと思っているわけです。
言葉に載せられた意味が、自分の理想の未来図ってこと。

ところでその未来、ほんとに幸せ?

ときどき、自分の言葉にそう、問うてみてほしいのです(にっこり)

#note #コラム #自己肯定感 #未来

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