インテリアに興味があり、
自宅を自らの手でおしゃれにしたいと思う方に
手に入れておくと役にたつ基本的なセオリー（理論）をご紹介します。

〜あなたに似合うの見つけ方〜

今年も6月28日から、セールが始まりました。

セールと言えば、洋服や靴、バッグなどの
ファッション系が主流ですが、
今日は、インテリアショップのセールについて
少しお話しをしたいと思います。

このセールの期間を利用して、お目当ての
インテリアショップに出かけてみることを
お勧めします。
きっと新しい発見があるはずです。

人から発せられる『お似合いですね。』は、
『おしゃれですね。』という言葉に変換されて、
心に届きます。とても面映く、嬉しい言葉です。

それは洋服やメイク、ヘアスタイルだけではなく、
ライフスタイルや生き方、話し方、考え方など、
身に纏うものすべてを指すものだと考えます。
その中には、もちろん住環境(インテリア)も
含まれます。

あなたに似合うインテリアを探すために
お出かけしてみませんか？

銀座シックス6階にある
スターバックス リザーブ バーです。

床タイルのチャコール、
カウンター下のグレイッシュなブルー、
スツールの黒、
テーブルのウォールナットなど、
アイスコーヒーをワイングラスで出すことに
違和感を感じない空間を作っています。

大人に似合うインテリアだと思いませんか？

同じ6階にある、銀座蔦屋に展示されていた
井田幸昌の作品です。

複数の絵を掛ける時の参考に撮影しました。

同じ色のフレームを使い、絵の取付け高さと
それぞれの間隔をすべてきちんと揃える。
基本的で、間違いのない掛け方です。

ミュージアムショップで買ったポストカードや
お店から届くDM (ダイレクトメール)などから
おしゃれな写真を選んで、並べる時の参考に
してください。

複数の絵やポストカードの飾り方、
アレンジの仕方はまた次の機会にご紹介します。

さて、本題に戻ります。

銀座シックスでお勧めのショップは、4階にある
CIBONE CACE(シボネケース)

インテリアショップとギャラリーの雰囲気を
併せ持つお店です。

ギャラリーとは美術作品を陳列したり、
展示したり、販売したりする施設や組織。
公共機関や美術商が建造物を管理しているのが
普通である。美術館と比べると敷地面積や
屋内体積は小さく、入場料を取らない場合も多い。
ウィキペディアより

国内外で活躍するクリエイターのプロダクト(作品)
を展示、販売しています。
一般的にギャラリーには、独特の雰囲気があり、
気軽に入ることはできません。
私のように、アートを扱う仕事をしていても
あの重いガラス扉の前で、躊躇してしまうことも
あります。

銀座シックスの中にあるギャラリーであれば、
扉がないため、通路から気兼ねすることなく、
誰でも入ることが出来ます。

細い針金状のワイヤーで作られた鳥のオブジェや
本物の花びらをアクリル板に挟んだ絵など、
自宅の白い壁を背景に想像が膨らみます。

楽しくてワクワクする時間です。

『シンプルに壁紙を背景にしませんか？』と
お客様にお勧めする理由は、
決して無難にまとめたいからではありません。
一番、目に留まる(フォーカルポイント)壁を
絵や写真、オブジェなどの作品(アート)を飾る
キャンバスに見立て、あなたの家に対する想いと
個性を表現して欲しいからです。

家は購入して、完成して、引っ越して終わりでは
なく、連綿と続いていくものです。
自分の家と心から感じられる心地よい空間を
つくるためには、同じところに住み続け、
家を育てていく長い時間が必要です。

その第一歩として、自分らしい作品(アート)を
探すことを提案します。

セールの良いところは、
普段入りにくいショップでも、
ある程度賑わっているため、入りやすいことです。

私もCIBONE CACE(シボネケース)で絵の説明を
してもらいました。
東京駅を題材にした葉書大作品を黒のフレームに
収めた作品で、モノクロームの中にほんの少し
メタリックな赤のラインが効いたものでした。
とても心惹かれる作品でした。

心に引っ掛かる、あるいは心を揺らす作品が
あなたに似合う作品です。
インテリアショップやギャラリーに出向いて、
たくさんの作品を見てください。
いつか、自宅に連れて帰りたいと思えるものに
出会えるはずです。

壁キャンバスを前に想像を巡らせる時間も
楽しいものです。
それまでは、家を大切に育ててください。