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宇宙視点から見る「運命の桃花」3

BS12で放送していた中国ドラマ「運命の桃花」が終ってしまいました。
全60話!
長かったけど、私にとってはいろいろな気づきを与えてくれたドラマでした。

さて、最終話で印象に残ったのは魔道に落ちてしまった景休の言葉です。

魔とは何か教えてやろう。
欲望や心を惑わすものや貪婪(どんらん)や殺生。
盗みや妄言や邪念ばかりか、狡猾や恨みや、偏屈や傲慢や罪業も魔だ。
魔は至る所にあり全てを含んでいる。
お前たちの虚栄や偽善さえも魔なのだ。
魔道に落ちた?いいや。魔は心の中にある。
つまり誰もが魔だ。

景休は元はといえば魔とは反対に位置する者でした。
けれども心の隙を“元瞳”につけ込まれ、魔道に落ちたのでした。

元瞳も同じように魔道に落ちた女性。
転がるように悪事を重ね、天宮から人間界に追放されてしまったのです。
しかし反省するどころか、この世の全ての悪念を集めた“魔種”を作ったのでした。

この世の全ての悪念を集めた魔種・・・
ゾッとしましたね~。

そして景休を言葉巧みに魔道へと誘い込んだのです。

「私と共に天に背いて魔になりましょう。私たちの真理に根ざした魔の世界を築くの。いかが?」

元は二人とも“魔”とは対峙する立場だったのに、負のスパイラルにはまり、魔道に落ちてしまいました。

「魔は心の中にある」
「つまり誰もが魔」に陥る可能性を秘めている。
人はこんな風に変わっていくということを、しっかりと見せてくれました。

また、霊汐(れいせき)に片思いをしている景休は、相思相愛の霊汐と九宸(きゅうしん)の姿を見て嫉妬に狂い、こんな言葉をこぼします。

これは愛の魔だ。愛にとらわれ、もだえ苦しむ。
黙(=霊汐)よ、そなたが追い詰めたのだ

片思いは辛いです。
嫉妬心も苦しい。
人を愛する心も一歩間違えば鬼の心にもなってしまう。
もはやそれは独りよがりの想いであり、愛とは呼べないかもしれませんが。。。

そしてこんなセリフもありました。

私を殺してもまた新たな魔君が現れる。
魔は万物や衆生の悪念だ。
おびただしい悪念を成敗できるのか

魔君を成敗する白龍と鳳凰は、私たち人間の心をビジュアル化した象徴と言えるでしょう。

このドラマのCGは、いつも見えないもののイメージを具現化してくれる。
(白龍&鳳凰!スピ的になんて最強!!)

「ゲームみたい、漫画っぽい」と言ってしまえばそれまでですが、私的にはついつい宇宙視点から見てしまいます。(^^;


でもそうやって魔を消し去ったとしても、悪念が出てくれば切りがない。

ではその根源を断ち切るにはどうしたらいいのでしょう?
それこそが今、私たちが探しながら生きている道そのものではないでしょうか?

「不公平だ。不公平すぎる。」
と叫んだ景休に同情しつつも、最後まで考えさせられたドラマでした。
しばらくは“運命の桃花ロス”になりそうです(^^;

「運命の桃花」について語った過去記事はこちらです。

今日も記事をお読みいただきありがとうございました♪
(タイトルの写真はcinemartサイトより)

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