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保護猫は多指症

6週間預かっていた2匹を施設に戻した翌日、今度は6匹のお世話の依頼が…

この6匹のうち、3匹が多指症でした。

通常の猫は前足に指が5本、後ろ足に4本ずつなんだけど

今回、預かってきた2匹には
前足に指が7本ずつ、後ろ足に指か5本
前足には肉球も二つずつある。

1匹の猫は前足にエクストラの指が1本ずつ、

残りの3匹は通常の指の数でした。

ドゥ、レィ、ミィ、ファ、サラ、シィと名付けた6匹
預かった時は生後3週間、ケージは重いのに全く鳴き声を出さない子猫達

体重を測ったら370-430g、問題なし、でも
とにかく、ケージの隅に固まって声を出さずにいる6匹…

これは外で生まれて、声を出す度にママ猫に噛まれたりして静かに過ごすように躾けられてるよね?

人間とは離れた場所で生まれたのかな?と推測。

哺乳瓶は最初、もちろん、拒否❌

安心感を与える為にも段ボールでお世話を始めました。

徐々に哺乳瓶からのミルクも飲み出しますが、1匹(ソラ)だけは最初から最後まで哺乳瓶拒否のままでした💦

最初から猫缶にミルクを多めに溶かした離乳食もあげていて、特に問題は無し

1番、警戒心が、強かったソラもミルクは拒否するものの数日後には私の近くに寄ってきてくれてました。

そして1週間後の体重測定…

ここで分かった事実

我が家に来てからしっかり食べて寝て甘えてる子猫達なのに体重が来た時より数匹は減っていて 他の子猫もほぼ横ばい…

多分、(の話ばかりで申し訳ないんですが…)
保護された時は本当にお腹が空いていて貰えるエサを頬張ってきてた後だったんじゃないかと。

さらに更に、我が家に来て2週間後、検診で再び施設に連れて行こうとケージに入れて外に出すと…

全く鳴かない❌
手足でケージから出して!とばかりにカリカリと引っ掻くけど、声は全く出さない…

これを施設から戻って家の中に入るまで徹底してました。

こうやって生き延びてきたんでしょうか…


体重は最初の1週間こそ、減ったりしましたが そこからはぐんぐんと大きくなり
我が家には4週間だけの滞在で生後7週間で約1キロほどに育って旅立って行きました。


多指症の猫、こちらではラッキーな子猫の言われています。

調べるとヘミングウェイの飼っていた猫の事なんかも出てくると思います。

肉球も二つ、ぷにぷにと触っても幸せ、
普通にしてても大きな手、招き猫なら幸運をがっぽり捕まえてきてくれそう❤️

ドゥ

ただ、爪切りだけはちょっと大変なんだけど😅


多指症、そうでない兄弟猫、全く変わらずの生活でした、

が、施設に戻ってから…

やっぱり 多指症でない子猫から貰われて行き…
全部で24本の指を持つ2匹が最後まで残りました🥲

ちょっと時間はかかってしまいましたが、それでも最終的に新しい家族に貰われていった子猫達でした。

https://youtube.com/playlist?list=PL80VLbLL1XoYHwpft-Ckfh-Uimus3xkQx




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