今公開すべきでもない話

札幌市すすきの。東京都新宿、福岡市中洲に次いで日本三大歓楽街に数えられる、国内有数の「夜の街」である。実は、厳密には「すすきの」という地名が存在するわけではない、南4〜南6条、西2〜7丁目までの区画を指す。開拓時代に建設された公設遊郭にちなんで名付けられた名前である。北海道開拓は死と反乱の歴史だ。敗残兵、私生児、原住民への迫害、獣害と飢餓と伝染病の歴史だ。そうした時代の暗部と、不夜城すすきのは不可分な関係にある。

邦画「日本で一番悪いやつら」や、最近だとNetflix「全裸監督」で、そのダーティーでアンダーグラウンドな世界観が特に取り上げられがちだが、度重なる摘発の結果、今のすすきのにそうした面影はもはやない。日本で唯一「女性が一人で飲み歩ける繁華街」として取り上げられるくらいだ。当然、ボッタクリや中国マフィアやコカインや違法賭博はある。一方で、路上の喧嘩や強姦や拉致は限りなくなくなった。クレイトン・M・クリステンセンは自著『繁栄のパラドクス』の中で、制度の発展段階を三段階に分類しており、「政治的腐敗は経済合理性を失わせることによってのみ取り除くことができる」ことを指摘している。現在のすすきので通行人を恐喝して生計を立てることは難しい。平和な時代だ。だから、今すすきので一番気をつけなくてはいけないのは路上で声をかけてくるキャッチだということになる。現行制度の隙間スレスレを突いてボッタクリ居酒屋に誘導するフリーランサーたちも、法整備が追いつくにつれて、目にすることはなくなっていくだろう。

前置きが長くなった。

突然ですがすすきのにある弊バークリオネは今週からCBD(カンナビジオール)リキッドの提供を始めます。「CBDってなんぞ?」「こわ」みたいな人が大多数だと思われるので以下にウィキペディアのリンクと調査論文を貼っておきます、ご参照ください。

・https://ja.m.wikipedia.org/wiki/カンナビジオール
・カンナビジオールの治療効果とその作用機序
Therapeutic potential of cannabidiol and its underlying mechanisms
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jalliedhealthsci/9/2/9_112/_pdf/-char/ja)
・Opposite Effects of Δ-9-Tetrahydrocannabinol and Cannabidiol on Human Brain Function and Psychopathology(https://www.nature.com/articles/npp2009184)

合法大麻。依存性と薬害は現状問題視されていない。国内流通と販売に違法性はない。なんか良いらしい。それぐらいの解像度で良いと思います。
ベイプ本体とセットで貸し出します。割と即効性のあるダウナー系で、論文にもある通り沈静作用があり、音楽への感受性が上がることをすぐに実感してもらえるかと思います。クリオネにはDJテーブルがあるので、店主のパチくんにリクエストをかければお好きな曲やテイストのご要望にお応えできます。特に効果を体感するのはPerfumeなどのテクノ系です。

なんでこんな胡散臭いことを始めたかというとですね、7月からオープンしたシーシャバー、カサブランカが毎日大盛況で、出資者としてはもちろん嬉しい。めちゃくちゃ嬉しい。良い店なので札幌民全員が来て欲しい。

同時に、「みんなシラフじゃ人生やってらんないんだなあ」とも思います。先進国の嫌煙ブームは留まることを知りません、これからは飲酒文化も窮地に追いやられることでしょう。こうした世界的な健康志向に、連日連夜同世代の若者が目の前で反逆し続けているわけで、なんとかせんとなあという気持ちが湧き上がってくる(でもシーシャは売れ続けてほしい)。

何度も指摘していることですが、世界中で精神病罹患率が上がり続けていいます。資本主義の発達と技術進歩の速度に官僚制度がついてこれなくなってきた、というのが個人的な考えです。例えば、韓国は1973年から2016年にかけて70倍もの経済成長を達成しましたが、その裏で自殺率とか信じられないくらい高いわけです。優れた教育システムを維持するための水準は上がる一方で、「社会に必要じゃない」人間がどんどん増えている、少なくとも、「自分は社会に必要じゃない」と思う人間が増えている。「そんなことないよ」と声をかけるのは簡単ですが、心の問題を外野が解決するのはとても難しい。

景気が良くなればほとんどの問題が解決するのは事実です。そのために高い専門性を獲得して、労働生産性を改善して、道内のGDPをあげていこう、という内容のマニフェストを先日投稿しました。あまつさえヤフーニュースにも取り上げて頂けて、嬉しい限りです。
人口が減っていく中で日本が滅びないためには、正直これ以外の手段はありません。しかしながら、競争社会に疲れてドロップアウトしてしまった人たちのセーフティネット機能を失ってしまっては元も子もないと思うのです。

経済とはなんのためにあるのか。考えるまでもない、民衆のためです。民を救うと書いて経世済民です。
北海道経済勃興の第一歩として各国の経済史なんか勉強しているうちに、この手段と目的を取り違えないことがいかに難しさのか、浮き彫りになりました。アメリカ、中国、韓国、そして日本を見ればわかるように、経済の成長は、全ての社会問題を解決するわけではないし、個人の抱える問題が解決されるわけではない。「GDPには詩の美しさも、夫婦の絆の強さも、公に討論することのできる知性も含まれていない」とは、ロバート・ケネディの弁です。

頑張れる人間は頑張ればいいし、しんどい人は休めばいいし、適材適所で食い扶持を作っていく。
今後もコミュニティメンバーが増えて、分野と事業を拡大していく中で、そういう初心を忘れてはならんなあと思いました。

というわけで日常がしんどい皆さん、クリオネでCBD試してみましょう。

「詐欺をしたっていい!ハッパやっても闇営業やっても、援助交際したっていい!何をしたっていいですから!生き延びていれば!生き延びていればまた会えるから!!!」
http://fujirockexpress.net/19/p_1717

思うがままにパンドラでカレー食べてカサブランカでシーシャ吸ってクリオネでCBDキメてください。麻生にもシーシャ新店ができます。
長い宣伝でした。今後とも不謹慎マングループをよろしくお願いします。

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不謹慎マン

青年実業家twitter @sarasaretaro
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