夏のカラーコーディネイト!夏におすすめの服の色について

皆さん、こんばんは!
SARAスクール「ファッション・服飾・カラーの資格」担当スタッフです。

今回は「夏におすすめの服の色」をご紹介したいと思います。

夏は四季の中で最も日差しが強く、
色によって熱の吸収率、光の反射率が変わってきますので、
どのような色の服を着るかで快適性が異なります。

たとえば黒色、濃いグレー、ネイビーといった暗色は、
熱を吸収しやすく、光を反射しにくいので、
日差しに晒されると暑く感じ、体温も上昇しやすくなります。

ですから、室外でのスポーツやアクティビティなど
日差しを避けるのが難しい時にはあまりおすすめできません。
暑さによって快適性が低くなるほか、熱中症のリスクも高まります。

一方、白色、水色、青色、赤色、ピンクなどの明色は、
熱を吸収しにくく、光を反射しやすいことから、
暗色よりも涼しく感じられ、体温の上昇も抑えられますので、
快適性や熱中症予防を考えると明色を選ぶのがおすすめです。

特に白色は熱の吸収率が非常に低く、
汗染みも目立ちにくいので、夏に最もおすすめの色と言えます。

服だけでなく、帽子にも同じことが言えます。
帽子は日除けとして使うことが多いですが、
暗色だと熱がこもってしまうので、夏は明色の帽子がよいでしょう。

ただ、ファッションのことを考えると、
明色ばかり着るわけにはいきませんよね。

色による温度の違いは日差しを浴びた時に生じますから、
暗色を着る時にはより意識的に日差しを避けるようにしましょう。

また、色は私たちの感情にも働きかけています。
たとえば青色や緑色はリラックス効果が高く、
赤色は気分を高揚させ、活動的な気分にしてくれます。

オレンジ色もエネルギッシュな色ですが、
温かなイメージから周囲の人の警戒心が薄れ、
コミュニケーションが円滑になりやすくなります。

夏はオープンになりやすく、活動的で
人とのコミュニケーションも生まれやすいので、
そういった意味でも赤やオレンジなどの暖色系は夏にぴったりです。

色は私たちの体・心にさまざまな影響を与えていますので、
色を上手に使ってみてくださいね。

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