第209回TOEIC:初めて受験

あれ?いつ受験したかなあと思っていたら、実は初めてでした。英検やTOEFLは受けたことがあったのですが、TOEICは実は初めてでした。試験時間2時間、リスニング45分、リーディング75分、という長丁場。いや、みなさんすごいですね。果たして耐えられるのか。

今回は、新形式に移行する前の最後の回だそうです。5月実施の第210回からは、出題形式の一部が変更になるとのことです。まあ、TOEIC対策も大事ですけどそればかりでなく、「英語力」をしっかり身につけていれば、形式が変わろうともあまり関係ないはずですよね。とはいえ、それが難しいわけで・・・。

ちなみに、リスニングでは
・3人の会話を聞いて答える設問
・地図やグラフを見ながら答える設問
などが追加され、

リーディングでは
・チャット形式などを見て答える設問
・3つの文書を理解する設問
などが追加されるそうです。


「TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編」
を実際に解いた人のレビューがAmazonに載ってますが「難しくなった」というのがちらほら、うーむ。

次回以降がどうあれ、初めてなら関係ないですね。まあしかし受験するならそれなりに準備をしなければいけませんね。仕事をしながらの勉強はなかなか難しく(言い訳)大してできなかったのですが、以下のようなことをやってみました。

・PART5の短文穴埋め問題対策

これについては、「TOEIC TEST 入門特急 とれる600点 改訂版」のPART5部分のみやってました。品詞問題はほぼこれで対策できそうです。単語問題は、単語を知らないとしょうがないので今回は現状のレベルで戦ってみます。

ほかのパートについても、対策がシンプルにまとまっているのと、よく考えられた問題とわかりやすい解説があるので、とりあえず何をやっていいかわからないときのとっかかりにはなります。

・全般的な演習

ものぐさなもので、何か手軽にできそうなものはないかと思って、いろいろ探してみたのですが、この分野ではNintendo DS系が充実しているようです。充実というかDSのころから何種類もあって、それなりに競争があって、改善されてきた歴史があります。ロングセラーはIEインスティテュートの「TOEIC(R)TEST DS トレーニング」ですかね。これは持ってましたが、友人に貸し出し中で手元にありませんでした。DSは画面が小さいし40代のおじさんには少々つらい・・・。

そこで、大きい画面の3DS LLですよ。同じIEインスティテュートの「TOEIC(R)テスト超速トレーニング」を購入してみました。といっても3日前ですが。
商品紹介はリンク先を見ていただきたいのですが、なかなかいいですね。レベルに合わせて練習できたり、20数分の短縮バージョンでの全パートテストができたりと、3DSの機能をうまく生かした作りになってます。もちろん、ところどころでスペルなどのミスがあったり、UIもこなれてないところがありますが、3000円程度でコツコツ練習できて成果が出れば、お買い得と言えると思います。改良版をぜひ。ダウンロード版もあるそうなので、そっちにすればよかったですね。

ともかく、直前ですが2日間これでみっちり練習。テスト、パート別練習、オリジナル練習。まだ一部ですが、いや~、これが結構間違えます。解説見て、復習して、もう一度解く。もちろんできて当たり前なんですが、どの当たりに着目すればいいかがわかるので、新しい問題に出てきてもミスは減ると思います。

さて、本番当日。11時45分から12時30分が集合なので、それまでは3DSで特にリスニング練習。ですが、聞いてるだけで眠くなります。これはヤバい。前日睡眠はいつもより長めで6時間半。寝過ぎたのか、英文を聞くと眠くなるのかはわかりませんが、寝てしまっては困るので、「強強打破」を服用。効くんでしょうか。

受付して会場に入ります。指定された席で、マークシートのA欄を手引きを見ながら埋めて開始を待ちます。12時35分から説明とスピーカーの音量テストを経て、13時から試験開始です。

PART1:写真問題。10問。わかりやすく簡単なものから、ひねった表現でわかりにくいものもあります。

PART2:応答問題。30問。疑問文を聴き取ることが最低限ですが、答えにひっかけがあり、単語だけでは選べません。

PART3:会話問題。30問。二人のやりとりをしっかり聴いてないと答えられません。つらいところです。

PART4:説明文問題。30問。車内アナウンス、公共アナウンス、広告、人物紹介など。流れる前の、何についての説明なのかを聴き取れないと苦しくなります。

PART5:短文穴埋め問題。40問。ここで練習の成果を生かして、なるべく早く解いて時間を残せるようにがんばります。

PART6:長文穴埋め問題。12問。PART5の長い版。読解ではないのでそんなに読み込まなくてもいいですが、慎重になりすぎてしっかり読んでしまうと後で苦しくなります。実際なりました。

PART7:読解問題。48問。問題数が多く、ここで何問解けるかが得点力のカギになるようです。ここに時間を割けるように、PART6までをいかに早く解くかが大事なんですが、私は調子に乗ってPART6までで時間を使いすぎてしまい、大慌てでPART7に取り組んだんですが、最後の3つの大問はもう適当、当てずっぽうで埋めました。全部外れでも文句は言えません。

■問題点・反省点
・リスニングは練習が必要。1回のリスニングで大意をつかめるようにならなければならないです。思ったより話すスピードは速い。
・リーディング:とにかく5と6をいかに早く終わらせるかが重要なのに、ゆっくり解きすぎた。そのため、7が全部はできなかった。

まあ寝ることはなかったんですが、リスニングはぼーっとしているとあっという間に始まってしまうので注意が必要なのもそうなんですが、リスニング力自体を高めないと対応できないですね。リーディングはもっと練習をして早く解ける力を身につけたいです。めざせ900点。

というわけで、感触はわかったので、次回にリベンジできるよう、準備します。5月の試験に申し込めるのかしらん。

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