久保田真司

エッセイと随筆を書く22歳です。日々の片隅と、くだらないへ理屈のような視点で。無意味を抱えて日々を踊るパン屋の倅です。パン作ってみち草たべてます。https://www.instagram.com/_kubotama_
固定されたノート

父と喧嘩して逃げ場がなくなったから、パン屋開業することにした。

・ちゃんと、読み切れます。

ずっと、てっきり、僕は山梨の実家のパン屋でパンを作ると思ってた。

けど、そう上手く、甘くはいかないらしい。

父とケンカして家を追い出されることとなった。

就活シーズンにパンの修行を行なっていて、
春からの就職先が決まっていない僕にとって、
「我が家を破門is死。」かと思われた。
昨晩は、流石に悩んだ。

けれども案外、人は追い込まれるとちゃんと知恵を振り絞るらし

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喉が痛くてビール考

ウィルスがカラダに入り込んでくる時、潜伏していたウィルスがコンニチハと顔を出す時、私たちヒトは「何か、来た。」そう認識するとまではいかないものの、覚悟めいたものを内に宿しはしないだろうか。

アヤシゲな雲を見て、明日地震があるかもしれない、なんて思うのと似ている気がしないでもない。
あの日あの時、クーラーの近代科学臭い感じ悪い風を浴びながら、
考え事などしているまさにその時、
「キタッ」という感覚

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充満する朝

「目覚ましをかけなくても良い。」ことが、休日というモノを構成する最も初歩的な特性だと僕はかねがね感じている。けれどもその割にはすんなり、あまりに潔く目覚める日もあるから不思議だなと、また、ある種張り合いが無いなと、思うのだ。
今朝もそういう朝であった。
ニトリで買ったオーソドックスという言葉がぴったりな時計を掛けてある壁の色と、朝の空の色とが同じような乳白色で、僕は、まぁいいかと起きた。深い意味な

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どれだけぬるくなっても

「なにをいつ食べようかな」
そういうことばかり考えて仕事を終えた金曜。

このまま夜になったら本でも読んで寝てしまおうか。

1週間の穢れを祓うが如くシャワー浴びたてホカホカの身体に、キリリと冷えた缶ビールが巡る。うめぇうめぇ。

髪も乾かぬうちに、5食300円くらいの味噌ラーメン乾麺を茹で始める。

付け合わせには少しのにんにくと鷹の爪を効かせた鶏肉ともやし、あと、安かった小松菜を軽く蒸し焼きす

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今日は何考えて生きてく。

朝はもっぱらパンとスープをいただきたい。
僕の冷凍庫には、アパートからチャリ圏内でもとくに優れたローカルパン屋の食パンが、1人暮らしにしては少し多めに、常に、入ってる。

目覚めの春というか、ただの解凍というか、
きっと多分食パン達は、朝僕に食われるのを待ってる。

たまにはカノジョもアパートにやってきて、朝は一緒に食うから、夜忍ぶようにやってきたカノジョを察知したならより一層、待ってるんだろうな

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文体練習~部屋まちがえた友人~

【事象】
昨晩のこと。
新年度の歓迎会からアパートまで歩いて帰ったら、まだ9時半をまわって10分と経っていなかったが、連日の慣れない仕事の疲れもあって、横になると軽く眠ってしまった。
はっと起きると10時半。
1時間ほど眠ってしまったようだ。
私はここで、そろそろ友人が来るということを思い出した。
そうこうしてると、ピンポーンとベルが鳴るやいなや、ガチャリとドアが開き、
靴を脱ぎながら友人が「とな

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