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ハサム

「SUBWAY食べたい〜」
けど、無い。

まずサブウェイすら無い。
県内唯一の「SUBWAY」はショッピングモールの中にある。

for 『SUBWAY』で行くには少し遠いと感じる。

代替案を考えた。


「いいや、サンドウィッチ作っちゃえ」

「オギノ」で買い物を済ませる。

スライスチーズ、生ハム、エビフライ、メンチカツ、千切りキャベツ、ドレッシング、マヨネーズ。

「よし、完璧。」

私たち一向(2人)は、買い忘れた食パンを求め「セブンイレブン」へ向かう。

箸等の備品は百均で揃え、
公園へ向かう。
ピクニックシートも買い忘れたが、
公園に着いてから気づいた。

「直に座っちゃおうか」

川辺の芝生に腰をかける。

買い物した時に貰ったビニール袋に
数ある食材を広げていく。

サンドウィッチ用のアルミは買ったのに、
ピクニックシートは買ってない。
まぁもう、それは、いいか

アルミに食パンを置き、
レタス、ドレッシング、チーズ、エビフライ、マヨネーズ
そして、挟む。

パクっ

「んー、エビフライに到達してない。」

パクっ

「んー、エビフライ美味しい!」

よかった。

おしりにチクチクを感じながら、
群がるアリを払いのけ、
真っ青の空を感じながら、
お手製のサンドウィッチを頬張る私たちは、
パンとパンの間に、幸せを感じる。

私の横にいる人のサンドウィッチを作っては、
満足する私。

そして私にも、サンドウィッチを作ってくれる横の人。
幸せだ。
いつまでも私の横にいてくれ。と思う。

パンとピクニックに付随する、
日常の幸せ。


パンとパンの間に幸せを感じるのは、
エビフライだの
メンチカツだのを挟んでるから。だ、
と気づいた。

これは、
今日のお昼もサンドウィッチかなあ。
今日は、友人と。


んー、日記だ。これ。

#エッセイ #パン #サンドウィッチ

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