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「諸説ある」って言えばOK

八重歯は、言うほど、そんなに重なってないと思うのだ。

サメか。
そう、ツッコまざるを得ない、如何ともしがたい重層感。八重は、さすがに多いだろ。

八重歯の女の子が、可愛いかどうかは、
私自身分からない。
可愛い子が八重歯であるなら、
それは、多分かわいいだろうし、
可愛くはない子が八重歯なら、
それは多分可愛くはないのだろう。
八重歯があるから、すぐにどうこうとかの話ではない。

ただ、えくぼはそうはいかなくて、
あればあるだけかわいい。
さすがに、左右3個ずつえくぼがあると言われたら、少し引いてしまうが、
普通にえくぼが、あるなら、それはもう
かわいいことになってしまう。
これこそが、えくぼの秘密であろうか。
えくぼの秘密あげたいわぁーと、
なんとも『裸足の季節』を感じさせる。

えくぼの秘密を、知りたい私は、
松田聖子(Google)に「えくぼは、漢字でどう書くの?」と、聞いてみた。

靨、笑窪とも書く。

案の定、
「笑った時にできる窪み」であった。
予想できる、普通さに少し熱が冷める。

さて、八重歯は、どうだ。
少し見栄を張ってはいないか。

おそらく語源があるのだろう。

もう一度、Googleに尋ねてみる。
「八重歯の語源はなんですか?」

「弥重歯」から八重歯になって、
弥には、ますます、いよいよ
という意味があるそうな。

これはもういよいよ分からない。

いよいよ、ますます重なってしまう。
ただ、八重歯は、重なってないのだ。

「弥重歯」のサイトの1番下には
諸説ある。と書いてある。

諸説あればなんでもいいのか、
名が体を表すなんて言うが、
重なってないものを重ねていいのか、
仮に、叶姉妹が、化膿姉妹になったらどうだ?
なんか、なんか、なんだろ。ってなる気がするのだ。
八重歯にはじまる、名前の不思議。

勢いでいっちゃえ感。

諸説あるからオッケーなのか。

八重歯をはじめとする、諸説の違和感。
私は、「とっくり」の語呂にも参ってしまいそうであるが、それはまた別のお話し。


#エッセイ


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