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『LED』

新しいコンビニの天井は、
大量のLEDが、並ぶ。

この時期、世間の恋人たちを、
優しくあったかく、煌びやかに魅せる、
LED。

科学の灯りが夜に、打ち勝って、
さらなる進化を発揮し、
またそれとは違う、豊かさをもたらしている。

私に、そういう、圧倒的な開発、
発明は、多分、成しえることが、できなさそうだ。

今あるもので、なんとか、
少しより良く、温故知新的に、
可愛がって生きていくのだろう。

まてまて、
LEDという、ステキなテーマは、
なんというか、手に余る。

真面目な話ができない私の特性が、
ここでお披露目するのだ。

LEDは、青色ダイオード的なソレではないのか。

REDの赤と、
LEDの、RL感。

なんだこの抜群のセンスは。

そーゆーの、かっこいい。

ただでさえすごい発明の、
デザインが、抜群のセンスというのは、
これは、研究室にこもりがちでも、
問題なくモテそうだ。

あれか、
自分の冬の、イチャイチャのために
青色ダイオード フォーザ イルミネーション
なのではないか。

流石に、失礼すぎるか…

養鶏場のニワトリどもが、
戦々恐々と、カーネルの迎えを待つ中、
人々は、ただの、『LED』をみて、
「わぁーキレイ。」だの
なんだのと、スマホでパッシャパッシャと
これまた、青色ダイオードの恩恵を受けるのだ。

ケーキ屋さんになったがために、
「あれ?クリスマス一人なのかな?」と、
心配されるケーキの販売員さん。

ケーキ販売員さんが傍目にとらえる、
街角の恋人たちの、
淡く優しい光に包まれて行く姿。

それもまた、LEDなのだ。

ニワトリと、ケーキ屋さん、
LEDが混在する、すいもあまいある
この冬。

私は、昨日、
美味しいコーヒーを、飲みながら、
ステキなLEDを、たくさん見た。

コーヒーと、気温の差に、ふっと、
息をつくと、真っ白にもやが広がる。

隣で彼女が、パシャパシャスマホで
写真を撮ってる様をみて、

「おっ、幸せかも。」と、

まるで、勝ったかのような気になったのだ。

#エッセイ

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