最後まで楽しむということ。
「遠足は帰るまでが遠足。」
なんてよく聞いたけど、スマホはみんなのもので、帰ってからも遠足後記は友達間で共有される。と、同様に、このことは全ての矜持で言える。
最後まで楽しむ。
このことの難しさと、持続性の高さは表裏一体である。
ステキなイベントに行ってみるとハッシュタグを用いてイベントを対外的に楽しめるものと昇華させられる。
ただ、もっとプライベートなデートとか友達とかとのご飯会での「最後まで楽しむ」ことは、
んー。なんというか、「素であり続けること。」と、両立できるのかな?って感じる。
さて。
しみったれた話がしたいのではなくて、
このほろ酔い状態の訳を言わねばなるまいよ。
3月3日、スーパー晴天桃の節句、山梨に全国の醸造家、発酵マン達が集結する
「発酵マルシェ」がおこなわれた。
軽く数万人規模のイベントになり、
昼過ぎには「完売」続出の大盛況一大フェスになった。
日頃お世話になってるゴミ醤油の兄弟も、小倉ヒラクさんもワサワサと忙しそうで、私は私で存分に奥深い発酵の世界を楽しませてもらえた。
ステキなものはステキ。
ただそれだけ信じていれば、
もう少しだけ、世の中はシンプルで芯のある世界になる気がする。
またいつかゆっくりこの話ができたらいいなぁ。
山梨にはなんだか、良い春の訪れの音がした、
そんな1日だった。
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