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Snookerは、静かに熱いスポーツ!

今日はSnookerについて。

Snooker 、スヌーカーは、ビリヤードみたいなスポーツです。

テーブルはビリヤードより大きくて、使うボールと、配置は全く違います。

15個ある赤玉と、カラーボールを交互に落としてゆきます。
赤玉がなくなるまでは、カラーボールを落とすと、元の位置に戻されます。

一人で、ノーミスで最後まで突き切ることも稀にありますが、どうしても落とせない時や、
落とした後に、手玉の位置が悪くなってしまう場合は、わざと相手が落とせない位置に
手玉を置きに行くことになります。

そのため、Snookerには、「相手を窮地に追いやる」という、
くだけた言い回しもあります。

意地悪なゲームとも言えますね。でも、そんな意地悪ができるのは、
かなりのコントロールができる上級者です。

このゲーム、各玉に点数がついてます。一番高い得点のカラーボールは黒の7点。
赤玉がなくなるまで、黒だけを落とし続ければ、最高得点の147点となります。

細かい説明が続いてしまい、すみませんでした。

僕がイギリスにいた頃、よくテレビでSnookerの試合を見てました。
2時間とか、3時間は平気で中継してます。

日本であんな放送、できないだろうな。

イギリスはスポーツの国。ダーツだって、乗馬だってテレビ中継してて、
それなりに見る人がいるから驚きです。

今から30年前。時のスタープレーヤーは、ジョン・パロット、ジミー・ホワイト、
スティーブ・デイビスなど。

ベテランの中で、若き新星スティーブンヘンドリーが、
どんどん強くなっていった時代です。

そして、1990年の世界スヌーカー選手権で、史上最年少で優勝。
21歳と106日という記録は、今でも抜かれていません。

当時、アジア選手は、香港かタイぐらいでしょうか。
タイ人のジェームズワテナが強かった。世界ランク3位まで上がりました。

まさに今、4/17〜5/3の日程で、世界スヌーカー選手権が、
シェフィールドで開催されています。

場所もシェフィールドなのは、昔っからおんなじ。

この大会で、中国人の20歳のYan Bingtaoが、一回戦を勝ち上がった!
もし優勝すれば、31年ぶりに記録が塗りかえられます。

それにしてもスティーブン・ヘンドリーは凄かった。
最高得点の147(ワン・フォー・セブン)を11回も達成してます。

果たして、今年はどんなドラマが生まれるか?

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