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「小林よしのりは愚かだ」

これまで書いてきた通り、小林よしのりがニコ生で私の妻を中傷しなければ、私は告発ブログを開設することもなかったし、YouTubeでゆっくり解説を配信することもなかった。
私はアメブロで自分のこれまでを振り返りつつ内省する内容を書く一環としてゴー宣道場に参加した黒歴史について触れた程度でそれも一通り書き終えたら、次は20代の頃や学生時代の黒歴史などを振り返るつもりでいた。ただそれだけのことだった。
いくら一般公開しているとはいえ、そんなものは近しい知り合いのみが読む程度のものであり、世間に拡がってゆくものではなかった。
そんな一参加者の個人的な感想さえ小林は看過出来なかったというそれ自体は責めるつもりはない。
それこそ名指しで晒し上げて批判しても良いと思うし、なんだったら罵倒したって構わないと思う。
正々堂々と正面切って言論を駆使するのならば、それがたとえメディアを持たない一般人が相手であろうと許されると思うし、むしろ「いつなんどき誰の挑戦でも受ける!!」というストロングスタイルは称揚されてしかるべきだろう。
しかし小林がとった行動はコソコソと支持者しか観ていないであろうネット配信でデマを流して誹謗中傷するというものであるのだから目も当てられない。
どうせ相手はマトモに反論する場がないのだから、どんな嘘を並べても構わないと小林は思ったのだろうし、おそらく20年以上続けてきたゴーマニズム宣言という連載ではその手口を使い、何度となく上手くいってきたという成功体験もあったのだろう。
のちに判明するが、仙台の元門弟shinkimuさんを相手に既にその手口でカタにハメていたのだから、それをまたやったに過ぎない。
私の妻への中傷配信を観た人は分かるだろうが、その内容に関しては明らかに事前に打ち合わせをしていたことが見て取れる。
小林の余りにも説明不足で分かりづら過ぎる話しぶりに対し、聞き役である泉美木蘭はすんなりと受け入れ、小林の拙い説明を補完してゆく展開は違和感しかない。どう見ても初めて聞いた話ではないのが分かるし、小林がいちいちスタッフである岸端や時浦に確認を取るのも事前に話し合っていたがゆえであろう。
つまり小林がデマを流したことは、生放送中に小林が思いつきの勢いで言ったわけではなく、関係者内で話し合いをした上で練り上げたものであることはもはや疑いようがないだろう。

小林よしのりはそれですべてがうまくいくと思ったに違いない。何故ならこの20年間、この手口で読者を騙しおおせてきたのだから、どこの誰とも分からない名もなき一般人の口封じなど屁でもなく、簡単に捩じ伏せられるとタカを括っていて当然だ。
おそらくは私が生放送を観るであろうと考えた上で小林はあのデマを流していたのであろう。
生放送での小林と泉美木蘭は私の妻が私のことを騙し、小林アンチになるよう仕向けているかのように話を進めていた。
つまり、生放送を観た私が小林が語る「真相」とやらを信じて、妻の裏の顔を知り、「このクソ淫売が! お前にそそのかされて、俺は小林先生の正しい教えを手放してしまった! なのに小林先生はこんな俺の為を思って恨まれ役さえ引き受けると言ってくれている。そんな小林先生を疑い、売女であるお前の悪魔の囁きに洗脳されてしまった」と呻きながら、妻に殴る蹴るの暴行を働き、離婚届を突きつけた末に自害する。
そこまではいかないまでも、妻と私が不仲になるようなデマを生放送で話していた。

それはshinkimuさんと娘さんが不仲になるよう仕向けた記事と同じパターンである。

もつ焼き屋のコメント
便器屋のコメント

また元門弟リボンの騎士さんがとある男性門弟と良い仲にあると邪推した小林がその仲違いをしようと、相手の男が浮気性であるかのように暴露した浅ましいブログも同じパターン。

「元門弟(女)の意見がわしに否定されると、ある門弟(男)が異常に憤激し、去って行ってしまった。男がなぜそこまでと考えていると、なんのことはない、この二人、秘かに交際していたということが発覚した。」
「この門弟(男)は、以前、秘書みなぼんに当てたメールの末尾で、「今度お茶でも」と堂々と誘っていた。秘書みなぼんは、フラれるとは夢にも思っていないその門弟の書き方に、強い「選民意識」を感じ取っていたらしく、この結果は当然だと言っている。」

ちなみに、この元門弟の男性は私も知っている男であり、ブサメンやキモメンしかいない道場参加者のなかでは極めて稀な整った顔立ちをしており、私に次ぐイケメンであると言ってあげても良く、更には私とは違い話ぶりもスマートであり、知的なユーモアセンスもあるのでちょっとした茶目っ気と女性への気遣いや礼儀としてナンパな内容のメールを送ることも日常茶飯事であったのであろうとフォローしておこう。
そんな儀礼的なお誘いメールを真に受けて「あたしにフラレないとでも思っているのかしらん!」などと過剰反応を示す秘書岸端はやべえ。
そんなものは軽くあしらっておしまいであり、それをわざわざ小林社長に報告して、「汚らわしい」などと憤慨しているとはオボコが過ぎるぜ。
などと書くと、小林界隈からセクハラの汚名を着せられ、キャンセルカルチャられるので、今日はこの辺にしておこう。池乃めだかリスペクト。

要するに、小林は生放送をすることで、私の口封じを図ったわけだが、そのことにより事態が悪化したのだから笑える。
小林の手口が通用したのはSNSなどのネットのツールが今より発達していなかったからであり、今は被害者がネットで直に告発の声をあげられる時代である。

繰り返すが私のアメブロは私の知人数名しか閲覧していなかった。
それがあの生放送を受け、「小林がヤリマンと言った元門弟とその旦那は誰だ?」と界隈で話題になり、閲覧者数が次第に上がり、それにより元門弟Oさん(葉月蓮さん)の目に届き、私たち夫婦と葉月蓮さんが情報共有することになったのである。

葉月蓮さんの証言は道場界隈のウォッチャーやフォロワーに相当の衝撃が走った。
当然、小林はまさかこんな展開になることを予想していなかったのだろう。
翌月の生放送では、前回で話した内容と正反対の矛盾した言い訳をしたのである。

「笹幸恵さん、なんとも見やすい「ゴー宣道場」の歴史を作ってくれてありがとう。ただ、ゲストのO氏(注※岡田斗司夫)を重大歴史に加える必要はないな。」

「昨夜の生放送はちょっと驚いた。5000人も視聴しに来てくれたのだ。「ゴー宣道場」の歴史というのは言わばうちわの話だから、大して見てくれないだろうなと思っていた。」

前回の生放送とは矛盾した内容を話した件については詳しくは次に譲る。
それにしても我ながら感心するのは私はこのように何度振り返ってみてもその証言に矛盾が生じていないことだ。
それは何故かと問われれば、常にまったく嘘偽りなく、話を過剰に盛ることもせずにありのまま一切隠し立てせずに書いているからである。
翻って小林はなんですか?
生放送のすぐあとに既に矛盾した言い訳をするとか、自分で嘘と騙しと隠し事しかないとゲロっているようなものだろう。
以前、荻上チキがラジオ番組で「小林よしのりは愚かだ」と評していたが、まさにそうとしか言いようがない。

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