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会社を好きになる

 日本人は世界的に見ても、会社を嫌いなひとが多いという記事や動画をよく目にする。全く異論はなくて、朝の社交辞令のあいさつ「今日もダルいっすねー」みたいなものが当たり前になっている。

 もしかしたら、「今日も張り切っていこう!」と言っている人は見たことがないかもしれない。もし、いたとしても暗い顔のみんなを鼓舞するために無理矢理言っている感じだったように思う。

 勤務中であっても、会社のやり方に対する批判は当たり前だし、アフターファイブの同僚同士の居酒屋での話題は、上司の悪口である。それがサラリーマンといえばそうかもしれないが、最近こういう風潮はもう終わりにすべきではないかと思う。

 コロナ禍で友人・知人と会えない日が続く中で、職場の仲間としか顔を合わせないことも多く、職場では明るく・爽やかに・楽しくいたいものである。たとえトラブルや悲しいことがあっても、励まし、助け合う。誰はやっていないということではなくて、できる人たちで助け合いたいものである。

 安定や家から近いなど、入社には何かしらの理由があったはず。そんな自分の会社をもっと好きになろうよ。若い人は生活の手段と割り切らず、ゴールが見えている年配者も文句はやめて、後進の育成にもっと目を向けようよ。

 日本が元気になるカギは、自分の会社をもっと好きになる人が増えることのような気がする。

みんなが、起業・独立できる勇気があるわけではないのだから。

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