何の形ににんじんを切りたいか。の話。

私はにんじんを星型に切って、スープの中に入れたい。こんにちは、はじめまして。noteを見つけてくれてありがとうございます。

言葉にも鮮度があるという事で、ケッキング山田さんの”知性とにんじん”について学んだ事をアウトプットします。(※これは知性の話であって、にんじんの話ではないです)

まずはじめに、私は、ケッキング山田さんは村上春樹さんのようだと感じました。なぜなら、村上春樹さんの小説を読んだことがある人は分かると思うんだけれど、彼の小説は比較的やさしい単語で構成されており、付け加えて「まるで〇〇のような」が多いです。さくさく読めるけど、面白い、発見がある、続きが読みたくなるというのが彼の小説の特徴だと思うんです。

つまり、易しい言葉で文章が書かれていて、比喩がたくさんあり、続きが読みたくなり、面白い。ケッキング山田さんの文章はそんな感じでした。

そういう文章や、人と会った時は、私は「この人はどんな背景があるんだろうか。世界をどういう風に見ているんだろうか。」と気になったりします。そして、その人が見ている視点で世界を見ることができれば、もっと今より生きるのが楽しくなるんだろうなと思ったりしています。

前置きが長くなりましたが、”知性とにんじん”の面白い点と、学んだ事についてです。もしよかったら最後まで読んでいってくださいな。

”知性とにんじん”の話の概要

まず最初に、ケッキングさんは孤独感の脱却、思考法、貧困、日常、幸福、地球は回っている。このキーワードでストーリーを組み立てながら文章を書いています。これがまず、面白いなと思うんです。

だって、何にも関係なさそうじゃないですか。最初は、ススーと読んでみましたが、その単語たちが違和感なくちりばめられて散るので、なんともすごいなぁと。(孤独感の脱却、思考法、貧困、日常、幸福、地球は回っている。のキーワードに関心がある人は是非読んでみてね)

ケッキングさんは、知性を鍛えることが人生を良くする鍵だよ。という事をにんじんに例えて分かりやすく面白く書いています。知性を磨くとにんじんを面白く切ることができるよ。という話です。大事なのは、知識ではなく、知性なのだと。

”知性とニンジン”の話の続き

このニンジンの話を聞いた時、私は冷蔵庫が想像しやすいなと思いました。知識は食材で、知性はそれをどう料理するなのか。なので、冷蔵庫にたくさん食材があってもそれをどう調理するかは知性がないと難しかったりするのかなぁと。

で、どうやったら、知性を磨けるのかなと思ったんですけど、「磨く、鍛える」って書いてあるから、トレーニングが必要だよなと思うんです。

知性を料理だとすると、自分がいいなと思ったレシピを真似て、自分でもその料理を作ってみること。料理をアレンジしてみること。失敗したりいろんな方法を試しながら自分の作り方を確率していくこと。これは一朝一夕ではできないですけど、すぐにはできないからこそ、他人には真似ることができないようになるわけで。

面白い文章を書くためには、面白いなと思う文章を取り込んだり、実際自分でも書いてみたりすることが大切だと思います。(面白くて、もっとスラスラかけるようになりたいな、、、。)

最後に

ケッキング山田さんは、僕は暇で好きで、なんでもかんでも効率化するのは好きじゃない。と言っていましたが、無駄を積み重ねるからこそ面白い人間になるのかもなぁと感じました。

その無駄って他人から見れば面倒くさいことかもしれないけど、自分からしたら楽しいことだったりするのかなぁと。例えば、目的地までまっすぐ行けば早いし、それはそれで、いいかもしれないけど、遠回りした道には、綺麗な花が咲いていたり、面白い人に会えたりする可能性があるのかもしれない。

効率化はロボットに任せて、にんじんをいろんな形に切れる面白い人間になりたい。そっちの方がきっと人生は楽しいだろうと私は思ふ。

最後まで読んでくださりありがとうございました。嬉しいです。

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